ある方の考え方を知り、私も正論について考えてみることにしました。
難しい事はちょっとという方は、興味がないかもしれませんね。私の独り言なので、スキップして下さいね。
私は、結構、正義感もあるし、白黒つけたがる方です。ダーリンも似てます。
ダーリンは、両極端で白か黒か
負けるか勝つか、死ぬか生きるか、貧乏か金持ちか。グレーがない男です。
だから、ケンカするとお互いに勝ちたくなるんですよ。
ある意味似てるから、譲らないし、勝ちたくなるし
正論を振りかざす
ですよね。
お互い間違ってないからこそ
平行線。
爆。
で、正論について考える事になって数カ月。
私、すごくラクになったんです。
意味わからないでしょ?
世の中、正論だけじゃない。
今まで「私間違ってない」の固まりだった私。
ある日、ダーリンにあずさがタブレットをやり過ぎと怒られたんですよ。
THE正論。
ごもっとも。
でもね、その正論の裏には
私はワンオペでリモートのあずさに勉強を教えないといけないのに、外でも働かなきゃいけないし、家事なんて最後の最後で、家の中は泥棒に入られた?という様な状態。
ご飯を作るのに、ママーママー攻撃をされて作れない。
そんな時の
正論。
んなの、出来るわけねーだろ
私も分かってる。ダーリンは間違ってない。でもタブレット様で少し静かにしててねって時、母親だと分かる人も多いと思います。
そう、正論の裏にはいつも理由がある。
それを私もダーリンにしてるのではないか。と思ったんですよ。
殺人を犯してしまった人
絶対やってはいけないけど、その裏には何かある。殺してしまうほどの苦しみがあったかもしれない。
子供を虐待してしまったママ
やってはいけないけど、裏には何かある。
ワンオペで誰にも助けてって言えなかったかもしれない。
スーパーで見かける子供を怒鳴るママ
(オージーあるある)
でも、毎日子供が泣いて、言う事聞かなくて
夫はアル中働かない。(すごい妄想)
そういう事があるかもしれない。
万引きする人
万引きせざるを獲ないくらい、食べ物がなかったかもしれない。
アンパンマンは正義の味方だけど、バイキンマンだって、意地悪したくなる理由があるわけで
そう考えると
ダーリンにも優しく出来るようになった。
ダーリンに良く正論ぶちかましてたので
そしたら、全ての事が正論だけでは語り尽くせないなと。
オーストラリアに来て、ダーリンと供に、戦友みたいに頑張ってきたんです。
なにかにいつも戦って。
チリと日本とオーストラリアの文化の違いがあったり、仕事に関しても、戦ってました。
だから、どんどん強くなって、どんどん正論を振りかざしていたかもしれません。
日本で、普通に結婚して子育てに専念して、それもワンオペではなく、助けてくれる人が周りにたくさんいて、それがラクという事ではなくて、そういう生活を過ごせていたら、精神的に余裕があったら、許せること、流せることも、あったでしょう。
私にはなかった。
私にはダーリンが敵みたいに思った時期もあったし、チリとオーストラリアと日本で一体何が常識なのかもわからなかったし、まるで一人のようで、ダーリンとさえも戦っていたんです。
違うよね。
その考えにたどり着いたら
ダーリンの正論の挑発に乗らなくなり
売られたケンカも買わなくなり、同じ土俵に乗らなくなったんです。
子供を産んで、ビジネスを始めて
余裕がなくて、あずさがいなかったら日本に帰っていたかもと思う事もありました。
他の人が羨ましかった。
正論を振りかざすって、優しさを忘れますね。
正論の裏にある事を考えたら、ダーリンとケンカ出来なくなったというのが、近いかもしれません。
このブログを読んで、正論について考える人もいるかもしれません。
でも、私、自分で答えを見つけたから、腑に落ちた。点と点が線になったんです。
オレオレの昭和のお父さんのダーリンのケンカを買わなくなる日が来るとは、自分でもびっくりです。
特に、夫婦、恋人の関係って、人それぞれで
大半の人が別れなよっていうようなダメ男と一緒にいたとしても、お互いの関係がフェアでなくても、それでも成り立っているカップルって多いと思います。
だからこそ、私は間違っていないが男女間では通用しなかったりするのかもしれませんね。
世の中、1+1=2じゃなくて
白か黒かじゃなくて、グレーが多いって事ですね。