いつもよく行く近所のスーパー
昨日、会計をする時に
「大きくなったね」
「本当にあっという間ね」と
急にレジの人に声をかけられた
いつも同じような時間帯に
行っているせいか
レジの人たちと
話はしなくとも
なんとなく顔は覚えていた
とはいえ
今まで会話らしい会話は
したことがなかったので
一瞬わたしは面食らってしまった
「えっ?」
「あ、ごめんね急に
おなか大きい時から来てくれてるでしょ?
生まれた赤ちゃん、なんだかもう
こんなに大きくなるんだと思って
本当可愛いねぇ」
笑いながらそう言って
会計が終わったカゴを
袋詰めするところまで運んでくれた
よほど混雑していなければ
いつもそう
この人はカゴを運んでくれる
「あっ、ありがとうございます」って
またいつも通りのお礼しか言えなかったけど
カゴを運んでくれたことだけじゃない
こんなよく知らない
他人のわたしと娘のことを
見ていてくれる人がいるってこと
それだけでも
こんなにも
あったかい気持ちになれたこと
少しでも伝えられたらよかった
娘とわたし、そしてパパの小さな世界
閉じ込められてしまったような気がして
たまに苦しくなるけど
そんな気持ちを
かき消してくれるような
ほんの小さな
でもきっとこの先も忘れない出来事