今日は過去の身の上話です。

ほぉー、そぉーなんだ、と
軽い気持ちでお読みくださりますと
嬉しいです。
また、少しダークな話です。
苦手な人は読まないでくださいね




アタイの幼稚園ぐらいの年に
父方の親戚から話された言葉
「産まれてくる予定では なかった」

アタイは母の強い意思で産まれて来たんだとさ。

幼稚園時代に聞いた言葉だったから
当時は深く考えなどなくてただ
言葉だけは覚えていたアタイ

小学生になって母方の祖母にもう一度聞いたら
全員反対していて、母だけは産みたいって
言って、無理矢理産んだんだよ、お前を。
だから母を大事にしなさいって。
祖母に強く言われたのを覚えてる
そして衝撃的感情をも覚えてる。

父、母の経済力が子供2人までだったらしい
祖母が言うにはね。アタイは3番目。

きっと嫁いだ母は3番目のアタイが宿ったと
親戚一同に報告をしたら
全員に反対をされたんだと思う。

丁度、石油ショックの時代で
オムツや紙類の争奪戦の時代で
ベビーブームの時代で
経済力が無いとかじゃなく
どちらかと言えば時代の環境問題だったのね
全員の反対意見は。

それでも母は反対を押し切って
アタイをこの世に誕生させてくれた

今となっては本当に感謝でしかない

でも、若い頃は万年反抗期で
その親戚一同から反対された言葉ばかりを
尊重し恨み辛みの心を育ててしまい
過去のアタイは最低な人種になってました。

若さゆえ…という言葉で表す以上に
酷い心を持ってたと今でも振り返られる


いつでも命の蝋燭が消えてもいい
なんならこの世が無くなればいい
みんな消えればいいって
ダークなアタイがずっと心を支配していて

今で言う中二病みたいな感じですかねw


兄、姉はそんなアタイを知らず
ただの反抗期、酷い反抗期なんだって
思ってたらしい

親戚一同に反対されてたと知らず
産まれてくる事を拒否された話を
アタイが聞いてたのも知らず
素行の悪い妹という認識だけだったんだと。


月日は経ち
何年か前に笑い話で姉に伝えたら
姉は号泣してました。

酷い、辛かったね、気が付かなくて
ごめんね…と泣かれました。

姉は母になり子ども二人居て
命の尊さを素晴らしさを経験してるし
純粋な心を持ってる姉だからこその号泣。

姉の心情を気遣わず話したアタイも
アホでした。悪いことしたなって。

アタイはもう人生のネタ話になっていて
笑い話にもなっているんだけど
姉は笑えないって泣きながら怒ってました。


姉の知らないアタイがまだ色々と
あるんだけど
もう話さない方がいいなって
今は思ってます

これも言っていいこと悪いことの1つ

相手を思いやる気持ちが
アタイは少し欠けているのかなっと
まだまだだなって反省もずっとしている


母が発言するちょっとした事も
兄、姉の発言も
きっと何かしらの過去があって
良かれと思って悪気無く発言してるのかもと
ワンクッション置いて聞くことにしてる
嫌だなって思っても
もう、許そうと思うようになってる

感情のコントロールって
ほんと難しいけど
もう、ダークなアタイになりたくないし
許せないって気持ちを持っていても
自分が醜くなるだけで虚しくなるだけで
何も特にならないって思ってる

ただ、今を大切に過ごす事、それだけよね


そして毎年アタイの誕生日には
母に「ありがとう」を伝えてます。

母の強い意思がなければ
アタイはこの世に誕生してなかった


命の尊さとは
人それぞれの解釈があると思う

アタイは母が繋いでくれたこの命が
尊いものだと思っています。


(ФωФ)ナナさん♥️


(ФωФ)ナナさんに出逢えた奇跡は
この世に誕生出来たからなんだ

出逢えて良かった。この気持ちも尊いのだ。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆