「高尾行きでしたか?青梅行きでしたか?」改札の若い駅員さんが尋ねてきました。
「・・・わかりません。でも新宿の駅を○時○分に出た電車です。
(停車時間が長く、ホームで時刻をアナウンスしていたのを覚えていた)」
時刻表を見ながら「高尾行きですね。・・・少しお待ちください」。
と、忘れ物の形状・中味を尋ねると、コンピュータで忘れ物検索をしてくれた。
が、まだ、コンピュータ上には出てきませんね。と、いうとそこから先はそっけない。
「お手数かけて申し訳ありませんが、高尾駅に問い合わせしていただけませんか?」と、頼み込んでみる。
駅員さんは時計と時刻表をみると、
「もうすぐ高尾をでるので駅員に尋ねるわけには行きません」。
えー!!!!!!
「その電車は高尾を折り返して、何時にこの駅に戻ってきますか?」
「○時○分ですが・・・」
「じゃ駅で待っていればピックアップできますよね」
「いいえ、高尾の折り返し時点で棚にある忘れ物は駅員が降ろしてしまうので」
「では、時間をおいて電話していただけませんか?」
「・・・・・・」
「しっぇ」舌打ちの音。
そこへ別の駅員さんが改札口にやってきた。
「どうしたの?」
「いや、お客様の忘れ物を高尾に電話して確認してくれ・・と」
後から来た駅員さんが
「お客様、JRの忘れ物センターがあるので、そこへあと二十分ぐらいしたら電話してください。
電話番号は○○です。
コンピュータ上にあがってくれば、わかりますから。
明日の朝以降なら可能性はありますよ」と、たんたんと説明する。
「がーん。明日の朝・・・」
「それまで、この心配が続くの!」(しょぼん)
(でも、電車に乗ってると、
時々、忘れ物を確認いたしますのでと放送されることがあるではないか!
なぜ、この駅員さんたちはそれをしようとしてくれないのだろうか?)
もう一度、電話確認をしてくれないかと頼んだが、
若い駅員さんは顔を歪めるだけの反応でおわってしまった。
『忘れた自分が悪いのだから仕方が無い。時間までまって忘れ物センターに電話しよう』。
駅の階段を折り始め、家路を歩く。
うぅうううっ。
家に向かって歩きながらも携帯電話でセンターに電話。
ガーン!
「電話が混み合っているので、このままお待ちいただくか、暫くしてからおかけ直しください」とセンターからの応答。コンピュータの機械的な声・・・
執拗にかけなおしてみる。10回20回と。
おっ。
やっとつながった(ほっ)。
電話でいきさつを話し、
暫く待つと
「残念ですが該当のものは見つかりません。
ただし、乗った電車や場所などそこまでわかっているのであれば、
駅員に確認してもらえるはずなんですが」
と、センターの担当者が言う
「改札の駅員さんに頼んだのですが、『できない』っておっしゃるんです!」
と私(怒りがこみ上げてくる)。
駅の近くにまだいることを伝えると、センターの担当者は
「それではお手数ですがもう一度駅に戻っていただいて、
駅員室の忘れ物係りを訪ねてください。高尾駅に問い合わせしてくれるはずです」。
電話を切って、灯りがともされたような、
期待感と腹立ちの複雑な感情が交じり合った状態で、
駅へ急ぎ足でひきかえすことに。
{忘れ物の方はノックしてください}とプレートがある鉄の扉を開けると、
人なつこそうな顔の駅員さんが、
優しく招き入れてくれた。
状況を伝えると、
すぐに高尾駅に電話を掛けてくれて、荷物を確認してくれた。
「荷物の中身は?」
私が答えていると復唱して電話の向こうへ伝える駅員さん。
「いつ、取りに行かれます?」
それからあとは、事務手続きに。
やったー!!!!
見つかった。
忘れ物係りの駅員さんに
地獄に仏とは、このことだなぁ。
二度目の家への帰り道、
安堵感と疲労感のなかで、
「なぜ、改札にいた駅員さんは、
同じ駅にいいる駅員室の
忘れ物係りをおしえてくれなかったのだろう?!」
悲しいような怒りがこみ上げてきた。
JRはどういう教育をしているのだろう?
『テキパキと忘れ物見つけてくれた駅員さんと駅に戻るようにアドバイスしてくれたセンターの担当者』。
それに対し、
『駅への問い合わせはできない、センターのコンピュータに明朝なら登録されているかもと』
と駅構内に忘れ物係りがあることを案内しない若い駅員。
首を傾げたくなる、もどかしさを味わいました。
(と、いいつつも忘れた私がアホやったのだけれど)
・・・とにもかくにも、
買った洋服をを着ることができている私の魔の時間帯のはなしでした。
ここまで読んでくれた方、お付き合いくださりありがとうございます≧(´▽`)≦。
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