前記事でも軽く紹介した、ヘリオス酒造の『くら・三年熟成古酒・25度』
この泡盛は、県外でもよく売れている有名銘柄の一つ。
今日はこれをロックで飲む。
(右が「くら」。左は米焼酎の「しろ白岳」。)
飲みやすい、というのが第一印象。
クセが弱く、軽い甘味。みずみずしい洋ナシのような華やかな香り。
私の妻のように、泡盛はクセのある刺々しいお酒だからちょっと遠慮したいという人に対しても、お勧めできる。泡盛初心者に気軽に紹介できるもの。
私には、泡盛を世界に広めたいという思いがある。
マイスターの資格をとったいま、最も力を入れたいことである。
このブログもそのうち英語併記になるかもしれない。世界に広めたいのだから。
泡盛を飲んだこともない外国人に対して、その入り口にふさわしいのが、この『くら』かもしれない。
まろやかさ、華やかさ、クセの無さ。
柑橘系の甘さを感じさせる、さっぱりとした泡盛なので、その特徴が出るためにオン・ザ・ロックで楽しみたい逸品。さっぱりとしたサーモンとオニオンのマリネと併せるのがよいかも。
外国人に紹介するという意味では、その色や名前も取っ付きやすいかもしれない。
琥珀色の泡盛とは珍しい。樫樽で熟成されているからなのだが、ウイスキーのような外観。
ヘリオス酒造というカタカナ表記の酒蔵も珍しい。沖縄では太陽神信仰があるので、ギリシャ神話のヘリオス(太陽神)から名前をとっている。
名護市の許田ICすぐ近くに酒造所がある。
ラムやビールなど様々な酒類を作っていて、自然環境の保護も理念にして太陽光発電、風力発電も導入するなど、挑戦意識の高い酒造所の印象である。いつか見学に行って話を伺いたいなあと思う。
酒造所の公式HPは以下のとおり。ここを閲覧だけでも、ヘリオス酒造が新しいこと好きな起業家精神に溢れていることがよくわかる。
