日本では、年収を挙げるためには、マネージャーになる必要がある場合が多いが、米国では、必ずしももマネージャーの方が給与が良い訳ではない、との事。それぞれ、個別の実績、貢献度によって年収が決まり、若いエンジニアの給与は、$60,000~$120,000(シニアエンジニアはさらに年収が上)であるが、マネージャーでも$8,000しかもらえない人も居る。担当者とマネージャーは、それぞれ、役割の違う業務を、お互いに分担しているだけであり、マネージャーが偉い、という考え方はない。(但し、マネージャーは、自分の部隊の人事権は有しており、メンバーをレイオフすることは出来る。) そもそも、エンジニアリングとマネージメントに必要なスキルが異なるため、キャリアの積み方も異なる。マネージメントを目指すならば、MBAを取得して、入社後、最初からマネージメントの業務を担当するのが成功への近道。エンジニアの叩き上げからマネージメントになっても、マネージメントのスキルを得るという観点では回り道であり、成功するのは難しいと考えられている。問題点は、技術的バックグラウンドが無いのに、エンジニアと充分にコミュニケーションを取らずにに方向性を判断しようとするマネージャーが稀に居ることであるが、それがなければ、技術的バックグラウンドは、マネージャーとしての業務において、それ程、重要ではない。(以上、同僚の意見でした。)


大変、リーズナブルである気がする。