ここまでで、定款における「事業の目的」の書き方の決まり はお分かり頂けたかと思います。
しかし、ルールが分かっただけでは、実際に書くのは難しいものです。
今回は、あまり語られることの少ない書き方のコツを解説していきます。
具体的にどのように記載していけば良いのか見てみましょう。
先ず最初に、会社の本業を最初に記載します。何をやる為の会社であるかということです。
これを必ず1行目に書くようにしましょう。
これから興す会社が何をしたいのか分からない人はいないと思いますので(それもハッキリしないようなら止めた方が良いです)、漠然とした書き方ならすぐにできると思います。
例えば「イタリアンレストランをやりたい」「不動産屋をやりたい」「電気工事の下請け」「介護事業」「コンサルティング」……。まずはこの程度の骨格があれば良いです。
その骨格に肉付けをして体裁を整えていく方法をここでは解説していきます。
ポイントは3つです。
・ 同業他社の事例を参考 にする。
・ 書き方は大雑把に2パターン 。これにのっとって書く。
・ 許認可の必要な業種 にはくれぐれも注意する。
では、次回 以降で詳しく説明していきます。