まいど、おなじみの
Nゲージの鉄道模型に、「あーだ、こうだ」言うコーナーです(^▽^;)
今回は、5月の丸栄鉄道模型展にも、展示してあった
TOMIX 国鉄キユ25形が最近発売になり、1両購入しました。
キユ25形は、郵政省所有の私有車で、
気動車では、唯一の全室郵便車として製造された車両です。
4両製造され、全車、四国の国鉄で活躍しました。
今回モデルとなったのは、後期型の、キユ25 3、キユ25 4で
パノラミックウィンド-の運転窓と、スカートをはいています
窓の少ない、郵便車特有の側面が、とても魅力的です。
区分棚があって、郵便物の区分作業が、行なわれていました。
そのため、冷房が当初から設置されています。
当時の冷房車は、一等車(グリーン車)にしか、まだなかった時代
夏の暑い時期、一般客の心情としては、どのようなものだったのか
興味深いものです。
車内の表現は、とてもあっさりとしています。
一応、区分棚の形と、丸椅子?が見ることができます。
外から、見えない場所なので、最小限度の表現といったところでしょうか
貫通扉に、窓がなかったのですね
同じ、運転台形状を持つキハ28型を並べてみました。
キユ25形は、他車へ電源を供給することはなかったので
とても、すっきりとした顔立ちであることがわかります。
模型としての違いは、前面種別幕の部分が
従来品は、シール式であったのに対して、印刷されたプラパーツに
変わったことです。
交換も容易で、見た目も少し奥まっていて、いい感じです。
細かいところでは、TNカプラーが最近のスプリング式のものに
変わっていました。
クーラーユニットの数も、キハが7つに対して、4つと少なめです。
先ほどの前面種別幕が「急行」「普通」が各2つ
ヘッドマークが、「急行阿波」「急行土佐」「急行いよ」
インレタが、なぜかキユ25形全車両のものがついていました。
ちなみに、善吉丸は、キユ25 4 をつけました。