制作年:1992年
制作国:日本
収録時間:105分
監督・脚本:周防正行
制作:山本洋 平明暘
出演者:本木雅弘 清水美砂 柄本明 竹中直人 田口浩正



この映画は単純にみればスポ根コメディものである。
そしてテーマは「相撲」と、少し地味かもしれない。

しかし、相撲に興味がなくても、知らなくても飽きさせないテンポのよさがある。

それは絶妙なキャスティングにもよるが、それを十分に活かした演出がいいからだろう。

主役の本木雅弘のみせかたや、竹中直人の笑いの取りかた、淡々としているがいい味を出している江本明など本当にうまいと思う。

また、登場人物それぞれのキャラクターを十分に活かしているし、
大学名のパロディやミッション系の大学と相撲(神道)とのギャップなんかも面白い。

そんなコメディの中にも、ご都合主義、みんなと違うことをする人を冷笑するなんていう当時(1990年代初期・バブル期)の大学生や社会の風潮が見事に映し出されている。



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制作年:1983年
制作国:日本
収録時間:106分
監督・脚本:森田芳光
制作:佐々木志郎
原作:本間洋平『家族ゲーム』
出演者:松田優作 由紀さおり 伊丹十三 宮川一郎太 辻田順一



まずこの映画を観て最初に感じるのは違和感である。
食卓は横長、それを囲まずに横に並んで好き勝手に食事をとる家族。
家族という身近な存在なのに、お互い向かい合うことがない。
その光景に、心が通い合っていないような不気味さを感じさせる。

そしてその真ん中に入ってくるのが家庭教師の吉本である。
三流大学の7年生で、いつも植物図鑑を手にしている変わった男。
ジョーカーとしての彼が、4枚のカードの中に入ることで、「家族」という役が成立する。

しかし、次男の合格後、そんないびつな家庭に鉄槌を下すかのように、
吉本は4人を叩きのめし、食卓を破壊して去って行く。
冒頭から続く不快感を一掃させてくれる場面だ。

そしてラストシーン。
静かな昼下がりにヘリコプターの音が響く。
この音がおだやかな気持ちをかき乱し、
不安定さや不安感をかきたてる。

核家族化、少子化、偏差値教育、校内暴力、いじめ等、
当時の社会問題をうまく描いている。



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