チビっ子達のママは、なんだかとてもお忙しいようです。
『どうせヒマなんだろ?』
と「れいとうビーム」級の視線で私を凍りつかせた彼女は、咳払いしてからサラッと言い放ちました。
「9時には帰ってくるから、子供達お願いね。」
(((;゚Д゚)))⁉︎
「え、あ、いや、今日もゲーセンに行く(自分との)約束が…。」
なんてことは、口が裂けても言えません。
クッソ笑顔でお見送りしてやりましたよ。
性根から「あく」タイプの私は、「インファイト」が得意なママさんと相性最悪なので…。
さて、どうするべ?
私はいつだってお腹が空いている。
よし、チビっ子達と一緒にご飯を食べに行こう!
「さっき食べた。」
おい、私の邪悪な笑顔を返してくれ!
てか、あれれ〜?おかしくないっすかー?
もうご飯食べたって?どーして私は食べてないのかなー?
まぁ、いいや。
後でクソガキが食べさせて貰えないようなジャンキーなヤツ、見せびらかしながら食ってやるぜ〜!
ご飯がダメなら仕方ない、映画でも観せてさっさと寝てもらおう。
「コナンくんがいい!」
クソガキ1号はなぜ、窓の外を指差してるのですか?
なるほどねー、リビングからビジョンが少し観えるんだー。
…って、おい!
あれは今やってるやつ!配信してないから!
あー、めんどくさ。
こんな微笑ましい状況、120秒もったら奇跡。
もうこうなったら、アレに子守をさせるしかないっ!
「よし、クソガキども!私についてこぉーい!」
で、やってきました、家電量販店!
私よりアケゲに子守させた方がよっぽど大人しいっす。
大丈夫、言わなきゃバレないさー。
つーか、クソガキどものプレイ代金は誰が出すんだ…?
あ、私か!
「おーい、クソガキどもー。ガオーレするー?」
「するー♪」
「どれー?」
「レージーギーガースー。」
お前ら、まだ捕まえてなかったんかぃ!
仕方ない。
はい、100えーん…(´-ω-`)
((( ;゚Д゚)))