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劇団「放電家族」第陸回放演『アワーホーム』

えそらごと。 劇団「放電家族」第陸回放演
『アワーホーム』(G/pitチャレンジフェスティバル参加作品)

日時 2011年4月29日(金・祝) 19:00
          4月30日(土)   15:00/19:00
          5月1日 (日)   13:00/17:00
          ※開場は開演30分前

会場:G/pit (地下鉄鶴舞線「伏見」駅6・7番出口より徒歩5分。中京ビル1F)

料金:前売 1,800円 当日 2,000円 (日時指定・全席自由)

脚本・演出 天野順一朗

出演 天野順一朗 いまいΣ 唐澤遼 西園寺すこんぶ 信濃そばこ
    真臼ねづみ 本山葵 結城ゼミナール 國枝毅士(劇団わがままキッドナッパー)

音響:武田萬  照明:桐原工務店(劇団牛乳地獄)
宣伝美術:エダクニオ  制作:柚木マサ

劇団「放電家族」 http://houdenkazoku.com/

チケットのご予約は http://form1.fc2.com/form/?id=366741

【どっかんプロより】今後の公演・活動について

「東北地方太平洋沖地震」被災者のみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。


私は、今回の震災で日本が混乱し、色んな情報が飛び交う中、我々地方のお笑い芸人が何をすべきなのかを考えました。

正直、未だ混乱期にある中では、一個人としての支援以外に出来ることはありません。仮に芸人として現地へ出向いて、避難所でお笑いをやったとしても、提供できる笑いより大きなご迷惑をおかけするのは目に見えています。

もちろん各芸人レベルで、少ないながらもその影響力を利用して人を励ます、正しい情報を選択して伝える事などであれば、芸人としての立場で支援することはできます。

そして、自分達の本職が何かと考えた時、どんなに混乱していても、今まで毎日やってきた「お笑い」という活動、及びそのための稽古を全うする事が、被災していない芸人の本分であると考えるに至りました。

今回の災害には、一時的な支援でなく、長期的支援が必要なのだと思います。
おこがましい話ですが、いつか我々のようなものでも、エンターテイメント・娯楽として、力になれる日が来ると考えております。


未だ事態が収束したとはいえないこの時期にお笑いをやる事を不謹慎と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、上記の考えの上で、我々の公演は今まで通り続けていきたいと思います。


これ以上の被害が広がらない事を心からお祈り申し上げます。

どっかんプロ代表  浜尾和毅

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被災地にいる友人・先輩と連絡がつきました。
個人的には一安心ですが、いまだ不安な思いをされている現地の方、そのご家族、ご友人たちの気持ちを考えると複雑な思いです。

ひとりの人間としてできること、ひとりの芸人としてできること、それぞれをできる範囲でやっていきたいと思います。

今週金曜日、事務所のライブがあります。
イチ表現者として、一生懸命演りたいと思います。
ご来場されるお客様も、ライブを楽しんでいただき、パワーを充電していただければと思います。
そしてそのパワーを何らかの方法でお客様の周りの方に分けてあげていただきたいのです。
楽しい気持ち、優しい気持ち、思いやる気持ち、募金など形が目に見えるもの、目には見えないけど伝わるもの、どんな方法でも構いません。

非常に微力ではありますが、出演者・そしてお客様の思いが繋がって、今苦しんでいる方が少しでも気持ちが晴れるようにお祈り申し上げます。


どっかんプロ所属/劇団「放電家族」代表  天野順一朗

祈る。

僕はものを書き、演技をし、笑いを狙い、そういう活動をしています。

この度の東北・関東における大震災、ならびに原発の事故で被害に遭われた方々の心中察するに余りあり、簡単な言葉で表現するにも至らず、ただただ祈ることしかできません。

私の友人数名も被災地におり、未だ連絡は取れず、今は無事を祈り、連絡を待つだけです。

僕は愛知に住んでいます。

ブログや、mixiや、twitterをやっていますが、何をどう発してよいかわからずにいます。

今週は定期出演しているお笑いライブがあります。僕は出演しますし、まるで何もなかったかのようにネタを披露すると思います。ライブも予定通り開催されます。

日本というひとつの地域の中での、あまりにも大きなギャップに、戸惑いもあるし、自身の活動について若干の後ろめたさもあります。こんなときに何やってんだよ、と。

僕は冗談を言います。買い物をします。ご飯を食べます。仕事をします。家で寝ます。

この狭い日本のどこかで、そういう“当たり前”であるはずの色々が困難な状況にある人もいれば、僕のように、どこかで意識をしながら、さも平然と日常を過ごしてしまう人もいます。

言葉にはできないのだけど、どこかモヤっとした感情があって、ネットで地震の情報を見たりしていて、ひとつの文章に出会いました。

書かれた方は95年に阪神大震災に遭われたようです。

不謹慎・自粛ムードに関する反論-松本孝行 (アゴラ 言論プラットフォーム:外部リンク)

これもひとつの意見だと思います。さまざまな意見はあると思いますが、この言葉は僕に響きました。

“言論の自由”であるとか、そういう難しいことではなく、もちろんやたらめったら、それこそデマを流すのなんか言語道断なんだけど、僕は僕のすべきことを、ただ真剣に、一生懸命やるだけだと思います。

迷惑とならない程度で、愛知から何かできる事があるなら、それをしよう。小さい事でも。

あとはただただ無事を祈るのみです。どうか・・・