夢を見た…
白の空間は無限に続き
音も香りも命も何もない
ただひたすら宙を歩いた
本能のまま前へ踏み出す脚
終わりはなく永遠の孤独
泣き声が現実へと連れ戻す
瞼を開けるも独りの部屋
泣いていたのはわたし自身
濡れた瞳と霞んだ視界
冷えた頬が物語るそれ
現実も夢と同じ[無]だけで
わたしの世界に誰も居ない
色褪せた感情消えた笑顔
増える傷口流れるのは赤い…
[独りにしないで]心の叫びは
何処にも響かず誰にも届かず
虚しく胸の奥へ消えてゆく
切り裂く皮膚の痛みは快楽
くりかえし見続ける夢…
あの向こうには何があるの?
白の空間の果てに向かって
今夜もわたしは歩み続ける
