雪。
ここ湘南で雪を見るのは
何年ぶりだろう
思い出に浸りながら
lovers again聴いてる
しばらく離れてた湘南
懐かしいような嬉しいような
浜辺に雪が積もってる
行き交う車は渋滞
テールランプが綺麗だ
もっと積もるといな。
母の思い出
昔こんな事があった
母が参観日に来た時、友達が”おかぁさんよ”と教えてくれた
おかぁさんは、今時の参観日ウェアではなく、作業着だった
だからか知らないけれど、教室には入らずドアより外。
でも、母は、兄弟が居るにも関わらずずっと僕のクラスに
付いてくれていた。僕は、少し恥ずかしかった、いつも母と
何も変らないはずなのに・・・
僕は、発表する事が出来なかった、不得意な教科だったのかもしれない
でも母は、最期までずっと居続けてくれた、サビ止めのペイントが
付いたままのジーンズに父の汚れてもいいYシャツ
仕事場からそのまま駆けつけてくれたに違いない
でも、僕は周りの母親達と比べていた
どうして今日はその服なの?と心に思った。
家に帰り僕は姉と話しをした、今日かぁちゃん作業着で参観日に来た、どしてかな。
姉の動きが止まった、そしてこう言った。
「馬鹿っ!おかぁさんは、いつもおとうさんの仕事手伝ってて参観日の服がないんよ!
あんなそんな事、かあさんに言うたら許さないから!来てくれただけでもありがとういいなよ!」
姉が激怒した意味も分からぬまま僕は、晩御飯の席に着いた。
「かぁさん、今日有難う、発表出来なくてごめんなさい」
「ううん、いいよ(*^▽^*)一度、貴方の発表見てみたかったから
次頑張ればいいんだよ(*^▽^*)
お姉ちゃんの所までいけなかった、お姉ちゃんもゴメンね、いつも
作業着で教室に入れなくてね」
ちらっと姉が僕を見た
「かぁさん!そのままでいいよ!入ってきてよ!」
「うん。。でもねぇ。。」
母は、運転免許と言う物を何も持っていないのに
仕事の合間を縫って自転車で必至で来てくれた
夏の暑いのにいっぱい汗をかきながら見に来てくれてた
しかも、今まで母の前で発表をした事がないから
一度みてみたかったって。。。。。。。。
ごめんなさい。
かぁさんごめんなさい。
着てる服で僕は、かぁさんが恥ずかしいと思ってしまった
母は、こう有るべきと自分の思い込みだけで勝手に判断
してしまってたんだ。姉の怒ってた意味が分かりかけてた。
母さんは、いつも優しかった
母さんは、いつも僕の味方だった
ご飯食べてる途中、箸を止めチラッと母を見ると
母は、何を言うでもなく”ウンウン”と笑顔でうなづいてた
今で言うアイコンタクトかもしれない
父の仕事は、忙しくて母は、家事を済ませると仕事場へ直行
仕事を済ませると帰って家事、そして準備、また家事。
母が休んでいるのを見た事がない、お正月くらいかな。
だから甘えた記憶があんまりないのだが姉に言わせると
僕を一番可愛がっているという。。。。。。。。。そうなのか。
小学校三年生だった僕は、六年生の姉の話を信じた
母さんは、兄弟皆可愛いといつもニコニコしてるけど
いつも身体が疲れていたに違いない
参観日で発表するタイミングがつかめない僕は、次に
母が来たら何が何でも発表をする決意をしたのだった
優しい母にみてもらいたい
優しい母を喜ばせてあげたい
自分の頑張る姿を母に見てもらいたい
僕は心からそう思ったのだった。