この一か月、アメリの体調が思わしくない。
習い事のGymnasticsの後にめまい、吐き気、頭痛、光がまぶしすぎて目が開けられない、などの症状が出、帰宅後にはすぐに倒れこむようにベッドに転がる以外できない。
一晩そのまま寝ると次の朝にはその症状は大抵の場合無くなっている。
面白いことにこの症状は必ずと言っていいほどGymnasticsの後かトランポリンの後に出る。
一度あまりにも症状がひどい時に救急病棟に連れて行った。
この症状、脳振とうの症状にそっくりなところがかなり私の心を焦らせた。
ここウィスラーというエクストリームスポーツの盛んな街では脳振とうの怖さも、そしていかにその後の対処が重要か、ということも頻繁に住民の会話に上がってくる。
子供でも脳振とうの発生率が高いのもここでは良く聞くこと。
アメリ本人は頭を打った記憶は全く無い。
スキーでもGymnasticsでも。
その証言と緊急病棟医の診断からしてこれは間違いなく脳振とうではない、多分今はやりのウィルスじゃないか、ということになった。
こんなんでは私は全く納得せず…
そんなわけで、自分なりにアメリの体調の観察、そしてリサーチ。
数日前のGymnasticsの大会の後、また同じようなこの症状が発生。
表彰台に上がってる上の写真のこの時点でアメリは実はもうフラフラだったそう。
この日は終わった後、ではなく、大会の途中からもうめまいがしていたそう。
また次の日に医者に連れていく。
医師の診断はまた
これはConcussion(脳振とう)でもないしBrain Damage/Injuryでもない、と。
またまた私は疑問…
Concussionは頭が何かに当たって衝撃がない限り脳振とうにはならないのだと。
結局その日の医師は”小児科に回すね、後血液検査はやっておいてね”と一言。
また家に戻って独自にリサーチ。
いろんな人に症状を話しどう思うか意見を聞きまわる。
(この町、かなり皆脳振とうに対する意識が高いのです)
結果、Gymnasticsまたはトランポリンからくる空中での回転によってこのめまい、吐き気、頭痛が起こるような気がしてきた。
後は水分補給が足りていない、血糖値が下がっている、のかも?というのも気になる。
脳振とうだったらGymnasticsは当分休ませようと思っていたけど、なんとなく方向性が違う気がしてきた。
ので、昨日、試しにもう一度Gymnasticsの練習に行かせた。
コーチにも相談し、以下の条件を付けて、
- 練習の前、途中、後に250ml~500mlの水分を毎回取る。
- 体に良い糖分を練習の前、そして合間に取る
- 空中での回転計の技の練習は控える
そしたらなんと、その症状がほとんどでなかった~!!!
今までこの一か月、ほぼ毎回Gymnasticsの後には症状が出ていたからほんとに大喜び!
まだ油断は大敵だけど、どうなんだろう、これ。
やっぱり三半規管の乱れによるものなのだろうか。
そうだとしたらどうにかして治るものなのだろうか。
まだまだリサーチは続く。
とりあえずまた明日もこの条件でもう一度Gymnastics行かせてみよう!