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子どもたちの笑顔のために、毎日を頑張っているお母さんや女性を応援し続けるコーチ関向いずみ です。






どうしてもゆずれないことがあって


久しぶりに教員時代の気持ちを


思い出しました。




自分の範囲の中は必死に守ってきた


つもりでも、足りていなかったことが


たくさんありました。


どうすることもできず


自分の力のなさを感じたことも


数えきれないほどありました。


その度につらくて苦しくて、


でも逃げ出したくなくて


そんな自分の気持ちを


見ないようにしてきました。


そして『もっと強くあらねば。』


自分にどんどん厳しくなっていました。


自分に厳しくなると


「私だって頑張ってるんだから。」と


頑張るのは当たり前。


周りに対しても


とても厳しかったように思います。




教員って結構、孤独な仕事なんですね。


仕事に就いたその日から


『先生』になってしまいます。


右も左もわからなくても


目の前には子どもたちがいて


『先生』と言われる。


『先生』と言われるからには


「わかりません。」「できません。」


では済まされないことがたくさんあります。


だからといって、手取り足取り


教えてもらえる訳ではありません。


子どもたちに何かあれば


『先生』の責任です。


そこに「経験が少ないから」は


言い訳になりません。


それに今は、


コンプライアンスの時代です。


○○はダメ、△△はだめ、□□は駄目。


とにかく問題を起こさないように。


だから、すべては先生個人の責任で、


失敗は許されない。


そんな風に気をはりつめて


働いていたことを思い出しました。


誰かに弱音を吐きたくても


それもできなくて


「どうせ誰もわかってくれない。」


と一人で戦っていたように思います。










今回ゆずれないことがあって


でもそれは、私が教員時代から


大切にしてきた信念のようなもので、


また一人で戦ってしまいました。


「わかってもらえなくてもいいや。」


と思っていたのですが、


そんな私の信念を


理解しようとしてくれる人がいました。


そうしたら、教員時代からずっと


見ないようにしてきた気持ちが溢れてきて


『あ、私ほんとはつらかったんだ。』


そう思ったら泣けてきました。











ずっと蓋をしてきた気持ちを見つけて


そんな自分を認めることができたら


すうっと心が軽くなりました。


また前に進める気がします。


先生たちが


一人で戦わなくてもいい。


そんなお手伝いができたらと思っています。