ブログ更新が2ヶ月近くあいてしまいました。

旦那さんの病状を心配して下さっている方々にご報告です。

昨日、早朝の6時5分、旦那さんは息をひきとりました。

10月30日に退院し、自宅で療養を続けていました。自宅で家族や友人達と過ごしたこの2ヶ月は私たちにとってかけがえのない時間でした。

旦那さんは退院してから、もりもり食事を食べられるようになり、ほとんど話せなかった言葉が出るようになり、車椅子で娘のバスケの試合観戦にも行き驚異的な回復を見せました。

緩和ケア病棟の担当看護師さんからは、旦那さんが大好きな世界で活躍されているアーティストからの直筆サイン色紙や、プライベートな旦那さんへむけてのメッセージ動画までプレゼントを頂くサプライズもありました。

点滴ルートからの真菌の感染と思われる強い炎症によって、高熱が出た時も主治医からは「危険な状態」だと言われたけれど、旦那さんはそれを乗り越え、私たち家族にまた笑顔を見せてくれました。

この2ヶ月は本当にたくさんの奇跡が起こりました。それでも、やはり本当に起きてほしかった奇跡は叶いませんでした。

でも、9月下旬に突然病院で言われた「余命1週間」から少しずつ回復していった旦那さん。私たち家族へちゃんと覚悟を決めるように、心の準備ができるように時間を作ってくれたのかなとも思えてきます。

旦那さんを亡くし、涙は少しは出るのですが、全然実感がわかず不思議な感じです。冷静というかなんというか…。
でもやっぱり、旦那さんの死を認めたくないんだと思います。

中途半端なままになっているこの闘病記録、また落ち着けば、備忘録として残しておきたいと思うのですが…どうなることやらあせる

皆さんの所へは今までと変わらずお邪魔させていただきます!

今夜がお通夜、明日が告別式です。旦那さんへの感謝の想い、そして私たち家族を支えて下さった友人達、職場の方々への感謝を込めて、精一杯喪主をつとめてきます!

現在闘病生活で辛い毎日を過ごされている方々、不安と隣合わせの生活をされている方々が1日でも早く、自分らしく笑顔のある生活が送れますようにお祈り申し上げます。