最近ジョギングに行けていない(雪が凍って氷になっているところが多く、怖い)ので、週末、長いお散歩に出かけました。センターとは逆方向で小川や池があるところです。前回来たときは雨が続いていて、川の水が溢れていて通れませんでした。今回は、水は少し引いていましたが、凍っていました。

午後からまた雪の予報だったので、午前中に行きました。ときどき太陽が顔を出してくれたので、とっても寒かったですが楽しいお散歩になりました。センターとは違って、ただただ自然があるだけなのですが、お散歩している人がたくさんいます。忙しい日々を送る人は、ときどき自然の中に帰りたくなるのかもしれません。わたしも自然の中をお散歩するのが大好きです。

日本に住んでいる頃は自然の中を歩く機会はあまりありませんでした。幸い緑が多いキャンパスを持つ学校で学生生活をしていましたが、その頃はありがたみをぜんぜん感じていませんでした。特に大学院生の頃は、キャンパス内を移動で歩くことがあっても、散歩しようとはなかなか思いませんでした。

院生室でパソコンに向かっていた時間が本当に長かったし、窓から空を見上げることもほとんどありませんでした。窓を背にして座ってたし…。いま考えるととってももったいないです。空を見上げるだけの心に余裕がなかっただけでなく、それが必要な時間だということも分かっていませんでした。いまは、休憩して空を見上げたり、散歩したりする時間が大切だと分かっているはずなのに、職場の自分のオフィスにいるときはほとんど缶詰です。

外を歩いて休憩するより、少しでも早く仕事を終わらせて帰ろうという思いの方が強いからだと思いいます。自分のオフィスからココアを取りに行って休憩するだけでもなかなか難しいです。もっと仕事と休憩を同等に考えられるようにしなければと思っていますが実行できていません。2024年の改善したい大きな課題のひとつです。

でも、お仕事から離れる週末を過ごせることは増えてきています。そう考えるといまはジョギングが難しい(凍っているところが多くて怖くて走っていません)ので、お散歩は大切なリフレッシュです。冷たい空気の中、深呼吸しながら黙々と歩きます。

川の流れを聴きながら、ざくざくと氷を割りながら歩いたり、まだ誰も歩いていない雪の上を歩いたり、すれ違う人たちと笑顔で挨拶を交わしたり。仕事から離れて自然と過ごす時間。こういう時間を特別なこととするのではなく、もっと日常的に味わえるようにしたいです。2024年は、お仕事時間の時短が目的ではなく、減らした時間を何に使うかをもっと意識していこう。