静かな退職、
仕事は一生懸命にやるものじゃない!
昨日(11/9)の日経新聞にあった記事です。
静かな退職、表向きは社員、心はリタイア
なんと的確な現状分析でしょうか、日本の今に超納得です。
日本人の多くがこの状態ではないでしょうか?
実際には会社を辞めるのではなく、席は温存、
例えばシニアの働き方であれば、
給料は半分になるので給料なりの働き方をする、
そんな60歳以降の典型的な働き方を想像しました。
→ 心の中でこっそり退職しているさまです。
・昔のようにがむしゃらには働かない。
・勤務時間内の自身の仕事のみを淡々とこなす。
・自分のするべき仕事以外は一切しない。
・ライフワークと仕事を完全分離する。
これを支持するのは60歳以降の再雇用組が主だと思いきや
そうではなくて、その主たる方々は
ミレニアム世代の若者とZ世代だそうです(驚)。
→ でも周りを見てみるとそんな印象でしょうか!
日本における『熱意ある社員』はわずか6%だそうで、
世界的に見ても最下位グループにいるのが今の日本の実状です。
生産性が低いのは当たり前で、仕事にやる気を持って臨む人は
希少価値人間(化石)と言われているようです(汗)。
実は、自分自身を顧みるに
還暦を前にした今の自分も『静かな退職』状態ですが、
我々アラカン世代は『逃げ切り世代』といわれて、
また別の存在でもあるようです。
→ 比較的まともに年金がもらえる最後の世代?
ところで我々アラカン世代について、
次世代の方々よりましかもしれませんが、
どう考えてお年金だけで老後を過ごすことは不可能だと思います。
年金報告で送られてくる65歳以降の年金予想額は
最近に半額近くになった60歳以降の給与手取りよりもさらに安く、
額面でその半分程度になります。
ここからの控除分を考えると、
持ち家があればなんとか食事はできる水準で、
バラ色の老後はそこにはありません(涙)。
こう考えると、若い人が老後に我々以上に不安になることは
至って当然、当たり前と言えます。
日本の未来、暗いですよね(汗)!
変えて行かないと破綻するのが
今の日本の年金制度であることは、
誰が見てもわかることですね(苦笑)。