静かな退職、仕事は一生懸命にやるものじゃない! | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

静かな退職

仕事は一生懸命にやるものじゃない!

 

 

 

昨日(11/9)の日経新聞にあった記事です。

 

静かな退職、表向きは社員、心はリタイア

 

なんと的確な現状分析でしょうか、日本の今に超納得です。

日本人の多くがこの状態ではないでしょうか?

 

実際には会社を辞めるのではなく、席は温存、

例えばシニアの働き方であれば、

給料は半分になるので給料なりの働き方をする、

そんな60歳以降の典型的な働き方を想像しました。

 → 心の中でこっそり退職しているさまです。

 

・昔のようにがむしゃらには働かない。

・勤務時間内の自身の仕事のみを淡々とこなす。

・自分のするべき仕事以外は一切しない。

・ライフワークと仕事を完全分離する。

 

これを支持するのは60歳以降の再雇用組が主だと思いきや

そうではなくて、その主たる方々は

ミレニアム世代の若者とZ世代だそうです(驚)。

 → でも周りを見てみるとそんな印象でしょうか!

 

日本における『熱意ある社員』はわずか6%だそうで、

世界的に見ても最下位グループにいるのが今の日本の実状です。

生産性が低いのは当たり前で、仕事にやる気を持って臨む人は

希少価値人間(化石)と言われているようです(汗)。

 

実は、自分自身を顧みるに

還暦を前にした今の自分も『静かな退職』状態ですが、

我々アラカン世代は『逃げ切り世代』といわれて、

また別の存在でもあるようです。

 → 比較的まともに年金がもらえる最後の世代?

 

ところで我々アラカン世代について、

次世代の方々よりましかもしれませんが、

どう考えてお年金だけで老後を過ごすことは不可能だと思います。

年金報告で送られてくる65歳以降の年金予想額は

最近に半額近くになった60歳以降の給与手取りよりもさらに安く、

額面でその半分程度になります。

ここからの控除分を考えると、

持ち家があればなんとか食事はできる水準で、

バラ色の老後はそこにはありません(涙)。

 

こう考えると、若い人が老後に我々以上に不安になることは

至って当然、当たり前と言えます。

日本の未来、暗いですよね(汗)!

 

変えて行かないと破綻するのが

今の日本の年金制度であることは、

誰が見てもわかることですね(苦笑)。