こんにちは、自学力パーソナルコーチの

Izumiです。

 

 

今回も読んでいただき、

ありがとうございます。

 

 

 

少し前に、

個別相談を申し込まれた方が、

こんなことをおっしゃっていたんですよね。

 

 

 

 

「うちの子、特別サボってるわけじゃないし、

それなりに勉強はしてるみたいなんですけど、

 

なぁ〜んか点数がパッとしないんです」

 


 

 

あなたのお子さんは

いかがでしょうか?

 

 

 

 

 

それなりに勉強してるのに

点数が上がらない。。

 

この原因は、

大きく分けて次の3つです。

 

 

1)『つもり勉強』になっている

2)勉強のポイントを外している

3)根本を理解できていない

 

 

順に解説していきますね!

 

 

 

 

  1、『つもり勉強』になっている

 

 

勉強でもスポーツでもそうですが、

 

 

・「知っている」

・「分かる」

・「できる」

 

 

この3つは全く別のステージです。

 

例えば、

 

キャベツの千切りを『知って』いて、

やり方も『分かって』いても、

実際に千切りはできないですよね(笑)

 

 

何回も何回も練習して、

失敗を繰り返し、

やっと『できる』ようになるわけです。

 

 

あなたのお子さんは、

「知っている」とか「分かる」という段階で

「できたつもり」になっていませんか?

 

この『つもり勉強』を続けていると、

 

「けっこう勉強をがんばったのに

テストになると解けない!」

という状態になります。

 

 

 

 

  2、勉強のポイントを外している

 

 

2つ目は、

『勉強のポイント』を外したやり方

なっている可能性があります。

 

 

たとえば、、、

 

・自主ノートに英単語をひたすら書く

 

・授業のノートを

きれいにまとめ直す

 

・いろんな問題集を手当たり次第

解いている

 

・学校のワークを解いただけ

勉強を終了している

 

宿題を終わらせることが目的になっている

 

 

という感じですね。

 

 

これらは一見がんばって勉強しているように

見えますが、

(やらないよりは、ずっとマシなんですが)

 

 

残念ながら、

ポイントを外した勉強になっています。

 

 

 

 

  3、根本を理解できていない

 

 

よく、

テスト勉強のやり方で、

 

 

「学校のワークの問題や

過去問などを何度も解いて、解き方を覚える」

 

↑  ↑  ↑

って聞くじゃないですか?

 

 

もちろんこれ、

すごくいい勉強法ですが・・・。

 

 

実は

『解き方を丸暗記』という勉強だけでは、

本番のテストでは

なかなか点数を伸ばせません。

 

 

それは、

『つまりどういうことなのか?』という

根本を理解しないまま

 

機械的に

ワークの問題を解けるようになっている

可能性があるからです。

 

 

 

そうなると、

たとえ同じテーマであっても

ワークの問題とは

別の角度から出題されると、手も足も出ない・・・

ということになるわけです。

 

 

また、特に数学や英語に多いのが、

 

『そもそもの基礎が

しっかり固まっていない』

というケース。

 

 

be動詞と一般動詞、とか

正の数負の数の計算ルール、とか。

 

『基礎』が固まっていないと、

英数のような『積み上げ型の教科』は

勉強量をこなしても

なかなか身につかないもの。

 

 

このように、

 

・「つまりどういうことか?」を

理解しないで、

一問一答式で丸暗記

 

・そもそもの基礎が怪しいのに

ただ解き方だけ丸暗記

 

というテスト勉強をしていると、

少し難しい問題や、

違う角度で出題された問題では

点数が取れないという結果になって

しまうわけです。

 

 

 

では、これらを踏まえて、

普段の勉強をどのように変えていけばいいか?

 

 

ズバリ!!

 

ポイントは2つです。

 

 

 

1)アハ体験を最優先

2)テストをする

 

この2つです。

 

順に解説しますね。

 

 

 

  アハ体験を最優先

 

 

 

1つ目は、

 

「何時間勉強したか?」

「何ページやったか?」を優先するのではなく、

アハ体験を最優先する、

 

 

ということ。

 

アハ体験というのは、、、

 

 

『なるほど!』

『そういうことか!!』

『うわ、マジかっ?!』

 

というような感覚を得る体験のこと。

 

 

【気づきや発見をする】

【腑に落ちる】

【ひらめく】

などなど。

 

 

こういう感覚が全然ない勉強は、

ひと言で言えば

『モノにならない勉強』なわけですよ。

 

アハ体験がない勉強は、勉強ではない。

と思ってください(笑)

 

 

例えば、

テストの解き直しをしていて、

 

「うわ、そういうことか!

マイナスを掛けるのを忘れてたのか!!」

というアハ体験があると、

確実に『成長』につながります。

 

 

今日の勉強で、

どれだけアハ体験があったか?

これを最優先にするようにしてみましょう。

 

 

 

 

  テストをする

 

 

2つ目は『テストをする』

ということ。

 

 

本当に自分のモノになったのか?

ということを、

自分で自分に『テスト』をするわけです。

 

 

例えば、こんな感じです。

 

 

 

『因数分解』の勉強をやったら、

ちゃんと答え合わせをする。

間違えた問題は解説を読んだり、

考えたりして、

「あ、こういうことか」

というアハ体験をする。

で、

しばらくしてから(日にちを置いてもオッケー)

類題でも解けるか?

 

同じパターンではなく

ランダムで出されても解けるか?

 

ということを、

自分自身にテストする。

 

 

 

という感じですね。

 

英単語を覚えたら、

覚えっぱなしにしないで、

少し時間を置いてから

本当に書けるのかをテストする。

 

 

ここでできていなかったら、

まだ身についていないということです。

 

 

本番のテストまでに、

『自分でテスト』をどれくらいやったか?

 

 

ここが、

『それなりに勉強してるのに・・・』を

 

脱却できる可動化の分かれ目。

 

 

ぜひ

取り入れてみてくださいね!