死産の入院前日
死産したときのことについて振り返って記録しています。辛かったけれど、お腹の子のためにすべてを記憶していたくて細かく日記に記していました。*本記事は、死産したときのことについて書いています。心が苦しくなる方は読み進めないことをお勧めします。2021年3月2日昨日、赤ちゃんの心臓が止まっていることを伝えられてから一晩が過ぎた。入院は3日だから、私はこの1日を家で過ごす。落ち込んで泣き散らかして…としてしまいそうなところだけど、当時長男は4歳、次男は2歳。私が家事を進めなければ、子ども達のことをやらなければ、と必死に目の前のタスクをこなす。年少さんだった長男を園に送っていき、担任の先生に明日から入院することを話して泣いた。先生も少し涙目になりながら、「わかりました」と肩に触れてくれた。実家の母は車で1時間ちょっとのところに住んでおり、この日は有休をとって妹と一緒に私と次男の様子を見に来てくれた。人に会うとそのたびに涙がこらえきれなくなる。次男は母や妹に任せ、私は泣いたりため息をついたりを繰り返し、自分を保つのに精いっぱいだった。ネットでひたすら経験談を探した。アメブロには本当にお世話になった。死産を経験した人が世の中にはこんなにもたくさんいるのか…と苦しくもなったけど。私だけじゃないんだって思えたのはほんの少しの救いだった。子宮口を広げるのは痛いのか、出産したときはどんな感じなのか、産むのも痛いのか…どこまでいっても自分に何が起こるのかばかり調べていて、「こんな自分のことばかりだから赤ちゃんもあきれちゃったんだよな」と、さらに自分が嫌いになった。そんな中で赤ちゃんの骨壺や可愛い仏壇があることを知り、ひとつひとつ見入ってしまった。赤ちゃんのための骨壺や、可愛い仏壇があるんだ、どれにしよう…そんなことを考えながら夜になり、仕事から夫が帰ってきた瞬間にどかんと爆発したように泣いた。私はなんで赤ちゃんの骨壺探しているの?なんで赤ちゃんの仏壇探しているの?赤ちゃんの仏壇なんて探したくなかった。可愛い服やおもちゃを選んであげたかった。今日もお腹の中で動いた気がした。いや、絶対動いてたと思う。なんで、なんで、、、なんで…!!声をあげて叫んで泣いて、そこで夫も初めて泣いた。元々口下手な夫はなんて声をかけたらいいのか…という気持ちが目に見えて分かった。夫婦でただ泣いて、ひたすらに泣いてお腹を撫でた。本当にお腹の中で動いている気がしたんだ。本当は全部嘘だったんじゃないか、夢だったんじゃないかって。