もちろん、男性ボーカルにも「いかっぱち(いかにも80年代の音楽)」はたくさんあります。
ということで、これ。
80年代象徴ミュージック 7曲目
Centerfold / The J. Geils Band (1981)
80年代象徴ミュージックの基本構造として、シンセがフューチャーされたイントロが印象的ということがあります。特にこの曲なんかはシンボルチックですね。誰もがアッパーになれる有名曲だけど、ところどころ、これも80年代象徴ミュージックの特徴である哀愁メロディーが隠されていたりして、そこもよいです。
この委員会では、音楽としての「いかっぱち」を求めていくのですが、念のため邦題にも注目してみると、これが『堕ちた天使』なんですね。で、何が「堕ちた」なのかと言うと、Centerfold、つまり「見開きページ」、つまり「真ん中の見開きカラーページ」、そう、男性週刊誌はだいたいホッチキス留めされていて、そのホッチキスの芯が見える部分が、その雑誌のちょうど真ん中のページで、そこにはだいたいカラーの見開きでちょっとセクシーな写真が載っていたりするのですが、そのCenterfoldに、同級生の女の子が載っていた!あの俺の天使がこんなセクシーグラビアにその裸体を晒すなんて!っていう、なんというか切ない物語なんですね・・・
そして、岡田ゐずの本質とは、こちらにあります。
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