伊東市逆川神社「切るなの木」 | 伊豆高原 遊リゾートのちーさん

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昔々のお話

 

和田村の逆川奥に山神社があります。
社は大木に囲まれ、昼でも薄暗く、この木は切るとたたりがあると言われ、村人たちは恐れていました。

明治の頃、逆川で一人暮らしのばあさんがなたをしょいこんでこの森へ入っていきました。
「わしもだいぶ年だで、遠くの山へはでかけられん。山神さんよう、年寄りのわがまま、どうか許して下され」
 

伊東市の逆川という所にある山神社に伝わる話です。
前に何度か来て探したのですが、分からなかったのです。偶然ですが見つけてしまいました。
「逆川神社」

 



逆川神社の前にはアパートがあり、住宅に囲まれていたので気が付かなかったのですが

まだ残っていたのです。


「ばあさんや、ばあさん。山神の森の木、切るなの木」
高い木の上から降り注ぐ不思議な声。


さて、ばあさんはどうなったのでしょう。
 

変わった木が神社の横にありました。

 



ばあさんは山神社から勢いよく飛ばされてしまい、一年後に亡くなってしまったのです。

「切るまいぞ。二度と山神の森の木は切るまいぞ」村人達は語り合いました。

参考文献・親子で読む昔話・山本悟

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