南南東を向いて願い事をしながら、黙々と最後まで食べます。
話すと運が逃げてしまいます。恵方巻きもう食べましたか?
「鬼は外、福は内」
人によって鬼の顔はいろいろだと思います。
誰ですか?「か~ちゃんの顔」と言ったのは?(笑)
明るい話題はとてもいいことですが、気になります!
霧島山系新燃岳の噴火です。
”火口に溶岩ドームがあり、火砕流が発生”と新聞に書いてありました。
あの火山灰の中での生活をTVで見るたびに早く沈静化してくれること
を願うばかりです。
思いもよらない不運にみまわれることは誰にでも起こりえることです。
作家 五木寛之さんの言葉に出会ったのでご紹介しちゃいます。
不幸や不運は一人の人間に集中したりもする。
でもそれは今に始まったことではない。
世の中は喜びだけに満ちているものではありません。
真面目に努力しても、夢が叶う人はほんの僅かです。
また生まれながらに身体に障害を持つ子もいれば、十代のときから
オリンピックで活躍する子もいる。
これは親の責任でも何でもない。
その不平等さがこの世界そのものなのです。
この世界は矛盾と不条理で満ち溢れています。
善が栄えて、悪が滅びるわけじゃない。
何も悪いことをしていなくても、不幸に見舞われるこもある。
でもそんな世の中でも生きていかなければならない。
それが人間の宿命なのです。
不条理が人間に与えられた宿命だとすれば、諦めるしかないのか?
諦めるというのではなく、受け入れるということ。
受け入れる術を身につけることだと思います。
火山は長い目で見ると、確かに豊かな恵みをもたらしてくれるが、
そこで生活している人々にとっては恐ろしい災害です。
今はこのような美しい姿を見せてくれている伊東の大室山ですが、
約4000年前はどんなだったのだろうと想像すると、恐ろしくなります。
霧島山系新燃岳噴火で大変な思いをしている皆様、
頑張ってください。
宜しくお願いします。
