居酒屋タクシーのブログ
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品川でパンク

5年間、某無線グループでチケットのお客を狙い、つけ待ち兼無線待ちなどしてました。

最近、新免の会社に移りナイトで、夜な夜な一般営業してます。(基本は月~土)

まえに比べ車のグレードがあがったので、一般のお客さんでもいい距離の方にも乗車いただけるようになりました。

タクシー稼業、コツコツやればアタリハズレはあるものの、それなりの売り上げがいくのはわかっていても、

暗闇にひそんでロングを狙う・・・なかなかやめられません、ビョーキです(^^ゞ


だいたい毎日、品川駅周辺のビルにつけるのですが、月曜はめずらしくハズしました。

ここのお客さんは一万円前後の方が多く、2~3000円の人と2~3万円の人は同じ確立ぐらいに少ないかんじです。

夜の10時半ぐらいになったので『ちょっと早いけど並んどくか』、回送板あげて行き先頭につけときました。

しばらくするとビルから人が出てきて乗ってきました。

『大井三叉路おねがいします』

時間も早いので予想どおり\1800ぐらいの近場の仕事でした。

この時間なら大至急行って戻ってきてもそんなに後ろにはならないだろう。

案の定戻ってみると、先頭には前にいた某無線グループの黒塗りが一台つけてて2台目です。

その車は知り合いのDさんだったので、外で一服しながら立ち話・・

Dさん『このあいだ早く来て先頭に並んで、一回目センター南(横浜市)で一万円、帰って来て二回目、

取手(茨城)二万円、二回やって3万できたから調子良かったよ』

『味をしめて次の出番も早くつけたら、流れ弾に当たって五反田・・・戻ったら大行列で流れないんであきらめた(^^ゞ』

* 「流れ弾に当たる」とは予期せぬ一般のお客さんに乗車を申し込まれ近場にもっていかれることです。


で、しばらくしてDさんがお客さんを乗せて出発、先頭になりました。

12時まわって日付が変わった頃、お客さんです。

『どちらですか?』

『まっすぐ行ってください』

(ヤベーな・・・酔っ払いなら遠くまで帰るのに『まっすぐ』しか言わない人もいるけど、シラフじゃ近場か?)

予想は的中して割り増し時間帯なのにワンメーター・・・急いで戻ると5台目でしばらく待つも動かずあきらめました。

稼ぎ時に2~3時間かけて2500円ぐらいじゃパンクですね(^^ゞ


今日は品川つかないなぁ・・・休みあけは休み中より悪いな・・

場所を変えよう。

『まえに筑波なんてあったからな』・・・神谷町の暗闇、某ビルに一人つけてみる。

アタリがあるのを知ってるセルシオの個人がしばらく近くに停まるが、早々にあきらめて出発。

しかしスケベ心だして、待ってもも誰も出てこないものですね(^^ゞ

『タメっぽいなぁ、他に行こう』

赤坂は、またまた人けのない交差点に並ぶ個人タクシーの列に並んでみる。

ここはほとんど個人しかつけない場所。

赤坂でも繁華街から離れているため、狙い目は近所のビルからの会社帰りの人です。

ここのお客さんは個人タクシーに乗りなれてるため、うちの車でなんとか乗ってもらえるかんじです。

赤だ緑だ黄色だって、いわゆるタクシー専用グレードの法人車では相手にされません。

ここから一万、二万の人が乗ってきたことは少ないものの、5、6~7000円程度のお客さんはけっこう乗ってもらってるので期待します。

で、先頭まで流れて男性のお客さんが乗ってきました。

『蒲田お願いします、そっから高速乗っていいですから』

高速は飯倉から乗って横羽線の鈴が森、一国で蒲田方面の仕事です。

長距離というほどでもなく7000円ぐらいの仕事でしたが、やっと仕事らしい仕事でした。