甲斐犬と古墳の里 堺もず で暮らす

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甲斐犬(日本犬)の 写真を中心
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甲斐犬(日本犬)の あれこれ
が、いっぱい !!!
たいていの情報が、あります。

日本犬が、やばい ???

 

100年位前(昭和の初め) 日本犬の保護運動が、

起こる。

当時

山奥の猟師のもとで、数千年以上にわたって

狩猟に従事してきた日本古来の犬(日本犬)が、

僅かに生存していた。

これらの犬は、クサリで繋がれたりせず、自由に、

人間と生活していた。

しかし 猟師は、たくさんの犬は、必要としなかった。

狩猟に優秀な、賢い犬が、必要最小限いれば、良

かったのである。沢山生まれた犬の中で、生き延

びることが出来たのは、僅かであった

もちろん

健康に問題のあるもの、噛み癖のあるもの、遺伝

的に問題のあるもの、等々は、排除された。

また

雌犬は、発情期になると、本能的に、集落で一番

優秀な犬を、相手とした。

要するに

犬自身も、人間も 一番優秀な犬のみを、残してき

のである。別の見方をすると

厳しい淘汰の中で、優秀な物だけが、何千年もの

長期間にわたって、生き延びてきたのである。

 

そんな犬達 を、保護活動の為

①山の猟師のもとから、都会に連れ出した。

②クサリで繋ぐ等して、人間の管理下に置いた。

 子孫を残すための相手も、人間が人間の考えで、

 決めるという事にもなってしまった。犬自身が、遺伝

 子に残してきた一番良い相手を選ぶという行為を、

 奪ってしまったのである。

③狩猟という仕事が無くなって、家庭犬(??)という

 何もしなくてよい存在に ・・・ ・・・ ・・・

 最近では、番犬として、他の人に吠えついたりすると

 怒られるような存在に ・・・ ・・・ ・・・

 ついには、 完全な愛玩犬(???) に、

 

そして 飼い主 が、したことは

①日本犬と言う種(??)が、絶滅しない様に、繁殖を、

 して、数の増加を、はかった。 そして 短期間で、絶

 滅を、回避できる頭数になった。

②保護活動と称して 展覧会で 良い成績を獲得する

 ことを、主な 活動としたのである。

この事により 

 展覧会は、日本犬標準に一番近い犬が、勝つことが

 出来るので、体型が、少しずつ標準に近づいていった。

 また 色々雑多だったものが、まとまった、美しい、体

 型に、収まってきた。

 

しかし

展覧会では、保存(???)できないものが、在った。

性能(主に狩猟)

 数千年にわたり、人と共に行ってきた”狩猟”という

 能力を、存続できなかった。

気性

 動物と命がけで戦ってきた、素晴らしい気性、それ

 でありながら飼い主や、家族には、従順、おとなしい

 そんな気性が、次第に薄れていった。

 

展覧会至上主義 で 悪化 したもの

気が強い、狂暴性 の増長

 展覧会で、尾が、下がる様では、良い成績は、とれ

 ない。気が弱い犬は、平時は、尾は上がっていても

 展覧会では、尾が下がってしまう。尾の下がった姿

 では、展覧会は、戦えない。そのためには、気の強

 い、他の犬より強い、少し怖い位の犬が、必要にな

 った。また 他の犬を見ると、吠えて、襲い掛かる位

 の犬が、有利であった。特に”合わせる”という事を

 すると、どちらが、気が強いかは、はっきりした。

 そんなことで、飼い主は、そのような犬を欲した。

 そして 次第に   おとなしい → 怖そうな  に

 他の犬に対しても 友好的    → 攻撃的  に

 結果 

 現在の様な 怖そうな犬、狂暴そうな犬 に、なって

 しまった。 ?????

 

 

日本犬標準の中で、大事な ”本質”

「悍威に富み」 の捉え方 により 変わってくる。

悍威 とは、 気迫であり、威厳が、あって、きりっとし

ている。

外からの刺激に対しても、どっしりしていて、動じない。

落ち着きがあり、些細なことに、こせこせせず、悠然とし

ている。この凛とした気概、不屈の面魂これが、日本

犬の真髄である。 勇敢、大胆、沈着、たくましい精神

力を言う。 等々である。

決して 粗暴で、狂暴な犬では、あってはならないない

のである。

 

そして 「良性」 が、要求される。

他の犬に、やたらに吠えつき、攻撃するような犬は、

とても 良性があるとは、思えない。また 飼い主に

対して忠実従順でなくてはならない。また 他の人に

対しても攻撃的であっては、ならない。

 

この 「悍威」 と 「良性」

日本犬を愛する ”通”と言われるような人には、形は、

少々我慢しても、

気迫が無い犬、悍威 が、弱い(??)ような犬は、全く

飼う気にならない。とまで言う人がいる。

それほど 「悍威」は、重要であるが、

重要視しすぎると、良性が、損なわれていくのかも知れ

ない。本来は、”悍威のある犬は、真に良性” なので

あるが、 ?????

 


我が家の犬

現在では、

思い切り 走ることがない。

広い山中を自由に走りまわれない。

自由がない。 毎日暇である、することがない。

ストレスがたまってくる。 !!!!

 

この犬は、

3歳くらいまで、週に一度 早朝に、里山で走らせた。

(今は、どこであれ放すことはできない、禁止である)

また たまに 綱の引き合いをして、遊んでやった。

そのせいか、性格は、穏やかである。従順である。

 

 

 

 

牙をむいた時の 中型犬

こんな 姿では、一般の人には、愛されない。

飼ってもらえない。 怖い !!!

 

 

 

 

 

 

続きは、 次回に  !!!!

今回は、素人の考えと、想像で、勝手に、気ままに

書いてみました。全くの個人の思いです。

また 日本犬百科、日本犬標準解説等を、参考に

しました。

 

 

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