*このブログは、闘病記と宇宙の話をメインにするはずだったのですが、どちらの記事も滞っています。年が変わったのを機に、両者の記事に注力して行こうと思っています。
またいつ頓挫するか分かりませんが、とにかく闘病記の続きを書きます。
2010年5月末のクリニックでの検査で、γ-GTPの値がドーンと上がり心配事が増えた。
その一ヶ月後くらいに受けた会社の健康診断でも、やはり値は高かった。
だからと言って、YR病院のO先生からもクリニックのM先生からも、何か手を打たなければならないとは言われなかったし、数値がどんどん悪くなるといった傾向もなかったが、とにかく当時は臆病者らしく不安を抱いていた。
それは、2010年7月にクリニックでM先生から言われた一言も不安を煽る要因となっていた。
【2010年7月3日のメモ書き】
クリニックでの検診
お腹を触ってもらった際に、肝臓が硬いと!
いやだネエ~、肝硬変なんてイヤだよ!
薬のせいかなぁ?
サプリメントも続けているし、これのせいもあるのかなぁ?
サプリだって多分肝臓や腎臓には負担が掛るんだろうから、少し減らそうかなぁ~。
信頼している二人の医者が慌てるようなこともなかったので、その後は暫くこのことに関するメモ書きはない。
ただし、γ-GTPの値が基準値を超える状態は、アルコールは飲まなくても最近まで続いていた。
結局、原因は分からないままで現在は数値は下がり、抗癌剤や他の薬のせいだったのか、エコーで指摘された胆嚢の砂のせいだったのか、それとも他の何かだったのか、謎のままである。
話は少し遡るが、この年の6月20日は26回目の結婚記念日だった。
その日は日曜日だったので自宅に戻っていたが、特にお祝いなどはしなかった。
それより何より、その2日前の金曜日の夜、1週間振りに自宅に帰った後に妻と大喧嘩したのだった。
いつもの通り、何気ない一言が原因だったが、何年一緒に住んでも分かり合えることは難しいものだと、自分本位に思ったものだ(今でも、時々思うことがあるが…)。
【2010年6月21日のメモ書き】
昨日は29回目の結婚記念日だったけど、言われるまで忘れていた。
来年は30回目と言うことで、特別なことはしなかった。
それにしても、29年も一緒にいるのに、何と分かり合えないことか!
金曜日の夜は、たった一言から喧嘩になった。
冷静になってから、まのさんのブログの言葉が身に染みた。
相手は、自分の鏡!
「相手は、自分の鏡」と言うのは、当時コメントのやりとりをさせていただいていた”まのさん”と言う方のブログの記事に書かれていた言葉だった。
[まのさんのブログからの抜粋]
「相手の事をすごい、とか いいなあ と思えるのは 自分にも同じいいところがあるから。
相手のココがゆるせない、とか 思うのは自分にも 同じ部分があり、知らずそれに気づいているから。
結局相手は自分の鏡なんです。
私は 相手の悪い面を見たら 自分のそういう部分をなおそうと思うの。」
この言葉は今も忘れていないが、相変わらず行動の方は伴っておらず、いい歳をして今も誰かれとなく衝突することがある。
*この記事は、2003年に胃ガンが発覚して以降、日々の体調や出来事等をメモ書きしたものを、読み返しながら書いたものです。