【闘病記(176)】相手は自分の鏡! | じろーさんのブログ

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余命半年宣告からの復活の様子、子供さん向けの宇宙の話、小さな小さな庭の片隅の畑、そして日常のことなど、いろいろ書いて行きます!

*このブログは、闘病記と宇宙の話をメインにするはずだったのですが、どちらの記事も滞っています。年が変わったのを機に、両者の記事に注力して行こうと思っています。

またいつ頓挫するか分かりませんが、とにかく闘病記の続きを書きます。



2010年5月末のクリニックでの検査で、γ-GTPの値がドーンと上がり心配事が増えた。


その一ヶ月後くらいに受けた会社の健康診断でも、やはり値は高かった。


からと言って、YR病院のO先生からもクリニックのM先生からも、何か手を打たなければならないとは言われなかったし、数値がどんどん悪くなるといった傾向もなかったが、とにかく当時は臆病者らしく不安を抱いていた。


それは、2010年7月にクリニックでM先生から言われた一言も不安を煽る要因となっていた。


【2010年7月3日のメモ書き】


クリニックでの検診


お腹を触ってもらった際に、肝臓が硬いと!


いやだネエ~、肝硬変なんてイヤだよ!


薬のせいかなぁ?


サプリメントも続けているし、これのせいもあるのかなぁ?


サプリだって多分肝臓や腎臓には負担が掛るんだろうから、少し減らそうかなぁ~。



信頼している二人の医者が慌てるようなこともなかったので、その後は暫くこのことに関するメモ書きはない。


ただし、γ-GTPの値が基準値を超える状態は、アルコールは飲まなくても最近まで続いていた。


結局、原因は分からないままで現在は数値は下がり、抗癌剤や他の薬のせいだったのか、エコーで指摘された胆嚢の砂のせいだったのか、それとも他の何かだったのか、謎のままである。



話は少し遡るが、この年の6月20日は26回目の結婚記念日だった。


その日は日曜日だったので自宅に戻っていたが、特にお祝いなどはしなかった。


それより何より、その2日前の金曜日の夜、1週間振りに自宅に帰った後に妻と大喧嘩したのだった。


いつもの通り、何気ない一言が原因だったが、何年一緒に住んでも分かり合えることは難しいものだと、自分本位に思ったものだ(今でも、時々思うことがあるが…)。

【2010年6月21日のメモ書き】

昨日は29回目の結婚記念日だったけど、言われるまで忘れていた。


来年は30回目と言うことで、特別なことはしなかった。


それにしても、29年も一緒にいるのに、何と分かり合えないことか!


金曜日の夜は、たった一言から喧嘩になった。


冷静になってから、まのさんのブログの言葉が身に染みた。


相手は、自分の鏡!



「相手は、自分の鏡」と言うのは、当時コメントのやりとりをさせていただいていた”まのさん”と言う方のブログの記事に書かれていた言葉だった。


[まのさんのブログからの抜粋]


「相手の事をすごい、とか いいなあ と思えるのは 自分にも同じいいところがあるから。


相手のココがゆるせない、とか 思うのは自分にも 同じ部分があり、知らずそれに気づいているから。


結局相手は自分の鏡なんです。


私は 相手の悪い面を見たら 自分のそういう部分をなおそうと思うの。」



この言葉は今も忘れていないが、相変わらず行動の方は伴っておらず、いい歳をして今も誰かれとなく衝突することがある。



*この記事は、2003年に胃ガンが発覚して以降、日々の体調や出来事等をメモ書きしたものを、読み返しながら書いたものです。