宇宙のはじめころには、銀河(ぎんが)や星(ほし)がどんどん生まれて、そして星はつぎつぎに超新星爆発(ちょうしんせいばくはつ)をおこしたのだそうです。
超新星爆発により宇宙にとびちっとガスやちりは、新しい星のもとになりました。
さて、宇宙に最初(さいしょ)にできた星は、地球のようにかたい地面(じめん)はなくて、やわらかいガスの星だけでしたね。
この星たちが、核融合反応(かくゆうごうはんの)で新しく作った物質(ぶっしつ)こそが、地球のようなかたい星をつくる材料(ざいりょう)になったのです。
私たちの太陽や地球がある銀河系(ぎんがけい)は、宇宙が生まれて1おく年後くらいに、ほかの銀河と同じようにして生まれたようです。
生まれたすぐの銀河系の中でも、たくさんの星が生まれて、そしてつぎつぎに超新星爆発をおこし、そのガスやちりが集まってまた新しい星が生まれることが、くりかえされました。
超新星爆発が起こるたびに、銀河の中には新しい物質がとびちって、あちこちにガスやちりが集まった雲ができます。
そして、今から46おく年くらい前に、銀河系のあるところで、一つの星が超新星爆発をおこしました。
この星のばくはつのえいきょうで、近くにあったガスやちりの雲がうずをまきはじめたのです。
うずのまん中では、ガスやちりがどんどん集まって、やがて太陽が生まれました。
太陽のまわりでは、あちこちで小さなちりどうしが集まりあって、少しづつ大きくなり始めます。
最初は、目にも見えないような小さなつぶになり、そのつぶどうしがぶつかって小さな石のようになり、つぎは小さな石どうしがぶつかって大きな岩のようになります。
その大きな岩どうしもぶつかりあって、どんどん大きくなって、やがて星になります。
この星は、ガスの星ではなく、地面のあるかたい星です。
これが、地球や火星などになり、土星や木星なども生まれて、太陽系になったのです
ただし、太陽系の星はかたい星だけではありません。土星や木星などは、ガスの星です。このことは、またあとで書きます。
そして、やがて地球には水や空気ができて、生物(せいぶつ)が生まれ、生物が進化(しんか)して私たち人間も生まれたのです。
太陽系の話の時にも書きましたが、宇宙にはとてつもない数の銀河があり、銀河の中にはとてつもない数の星があります。
それなのに、今、生物が確認できている星は、地球だけです。
生物が生まれることは、きせきよりももっとすごいことなのです。
みなさん、地球を大切にしましょうね!
さて、今まで、どのようにして宇宙ができて、そして太陽や地球が生まれたのかを説明してきました。
絵も下手で、せつめいもうまくないので、なかなか分かりにくいかもしれませんが、ゆるしてください。
きょうみのある方は、ぜひ、自分で本を読んだり、インターネットで調べたりして、もしもっとすごいことや新しいことなどが分かったら、おしえてください。