◇お盆企画◇


【半径5メートルの幸せ】電子書籍の

『愛着障害』についてを公開します。

文章は執筆当時のものです






優等生の子育てパターン


自分が本当はどうしたいか?よりも

子育ての常識や世間体、

両親の声や空気感を優先し過ぎる傾向がある。


どれだけ辛くても作り笑顔を作りがち。

弱音を吐けない。

もしくは弱音を吐けるような

本音でコミュニケーションできるような

友人がいない。


やればできる!努力すればできる!が

埋め込まれていることが多い。

(トイレには松岡修造のカレンダーが貼ってありがち)



その行動原理は(ママから)

褒められたい。愛されたいという

寂しさ、心の穴埋めとしての

代償行為であることが多い。



もちろんその相手はママでは無いので

期待通りの反応が返ってくることは稀。


だからまた無理を重ねていきがち。


なぜどんどんと相手からの要求が

エスカレートするかは明確で、

あなたが出来てしまうから。



無理なものは無理だと

淡々と断る勇気を持つまでは

ずっと追われ続けることになる。


良妻賢母に代表されるような

良き母を演じれば演じるほどに、

そういった社会常識に照らし合わせて

褒めてくれる人が現れやすいため、

ますます優等生の仮面を強化しやすい。



特に承認欲求の強い

愛着障害の人の場合は


自分がやりたいかどうか?という

【行動そのものへの喜び】よりも


【行動した結果褒められるならやる】という

他人軸の喜びに依存しがち。



ママ友から一目置かれたい。

先生から流石ですねと言われたい。

褒められるならPTA役員をやろうかな。

そういった承認欲求からの行動を

少しずつでもやめていくこと。


まずは日常生活の行動において、

その行動そのものに喜びがあるか?を

掘り下げていくこと。




優等生へのぶっちゃけトーク



その正義感は

誰得なのよ!?


そりゃ犯罪は

やめておいた方がいいと思うけどさ、

学校や幼稚園や社会の常識を

頑なに守ろうとし続けてる理由を

よーーーーーく考えてみなよ?


優等生のあなたは両親の期待に応えるために

なんとかやり切ってきたかも知れないけどさ。


それで自分が限界ギリギリまで

張り詰めちゃって

心に余裕が無くなるのなら、

そんなもの手放しちゃいなよ。


そうしないと

心が安心できないっていうのは

わかっているよ?


でも、

無理して頑張って張り詰めている人ってさ、

いきなり鬱になったり

突然退職したりするのよ。


くっそ迷惑だからねそれ?



ね?理論的に考えて?



迷惑をかけてはいけないと

無理して張り詰めることは

巡り巡って

一番の迷惑になるんだ

ってことなんだよ。


 

「出来るように見せよう。

良い子だって認めてもらおう。」


そういう子供の頃の思いを

大人になった今でも引きづってて、

それが自分を苦しめているのなら、


自分が嫌悪してきたような

【適当な人】の真似を

少しやってみるところから始めてみようよ。



一番頭が悪い人ってさ、

頭だけがいい人なんだよね。

正解がこの世界にはあるぞと。


そしてその正解は

権力者(ママ/先生/マスコミ/社会)が

教えてくれるって

本気で信じている人が一番頭が悪いからね。

自分の頭を使ってないんだから。



いいかい?



学校では教えてくれないことを言うよ?



世の中は正解を答えられたら

幸せになるようには出来ていないよ。


世の中には絶対の正解なんて無いんだから。

 

幸せっていうのは

自分自身で感じることだから。



幸せのカタチは人それぞれ。


あなたはあなたで

他人は他人だっていうこと。


そしてその一人一人の個性は

活かされるべきものであって、

決して誰かが誰かより上ではないってこと。





あなたはきっと

何十年も優等生頑張ってきてさ、

弱さがバレないようにしてきたんだろうね。


これだけ頑張っているんだから

どうか私を愛してください!と

心の奥底で叫んでいるんだよね。




でも、

そんなことをしていたって

本当に愛されているなんて感覚は

一生わからないんだよ。



その根底には

【誰かのせいの辛さ】ではなくて

あなた自身に今ある

【辛いという感覚】が

あるだけなんだから。



だからまずは

自分で自分に優しくするしかないんだよ。


「辛かったねえ。」

「頑張ってきたね。」って

自分がまず言ってあげないで

誰が言ってくれるっていうの?




出来るふりをして作り笑顔をして

大丈夫なふりをしてきた。


そんな自分を止めるのは

本当に怖いことだと思う。



でも本当は


素の自分を出しても

愛されるっていうことを

感じたいんじゃない?



弱くてもいいし、


間違ってもいいし、


凹んだっていいし、


怒ったっていいし、


楽しんだっていいし、


幸せになったっていいって、


自分自身に

許可を出してあげたいんじゃない?



偽りの仮面をつけたまま

どれだけ人と繋がったって虚しいって、

気がついているんじゃない?



もしかしたら

その優等生仮面を外す時がきたのかもね。


知らんけど。






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