画題
『緑の妖精』
永田松蔵画伯 に
ルソーの再来だと
称され鮮烈な
デビュー作となる
『睡蓮と金魚』
画家ゆう のデビュー画廊カンヴァスより 油彩を注文 油彩作品人気のきっかけ
となる
入院して一週間
少したちました
土日はリハビリが
お休みでした
しかし …発熱…
薬、増し増し
頭、くらくら
天井がまう…
線維筋痛症の痛み
プラス 足膝 腕
むくみ うずく
シャワーさえ入れず
月曜日…リハビリ
指導員様
「だいぶ身体が、
燃焼代謝できる
準備ができてるので
かなり痩せてるはず
です」
「おおにっさ~ん」測定の看護士
「ハイ」
明るい私
痛くても
痩せてるラッキー
「体重
はかりましょうか」
「ハイ」
声が弾む
「?じゅう
三キロです」
私
「なんで
三キロも太るの!
おかしいんじゃ
ないですか~
リハビリ
頑張って 発熱して
身体中 ひきつって
こむらがえりに
土日 は夜中
足も腕もうずいた
だ だから
おかしいんじゃない ですか…」
可愛い 年頃の
男性看護士松潤似…
きょとん…
目 クリクリ
私
「ウンチが溜まってるんだね!」
超ご機嫌斜めな私
いい年 して
若い松潤看護士を
相手に
くどくどと
毒ずく
松潤看護士
「お通じ ないですか…」
私
「ううん~
毎日でてる
リハビリの指導員が
痩せてるって…」
―間―
松潤看護士茫然
私
「だから ウンチが
溜まってる って
事にしといて」
ただをこねる
どうしようもない
歯ぬけ ババァ…
マスク つけるのも
忘れ…
「体重はリハビリ
したら…減る
「痩せる…
と思っていたよ~」
明日に続く
画家ゆう/大西佑
アトリエ
ゆうわーるど