伊奈波神社で参拝した後、一宮市博物館へ行きました。

地域の歴史や農業、産業の展示物を順番に眺めて

最後に真清田神社古縁起の巻物(室町時代末期)を

観ていたら、神社のご祭神は国常立尊と記されていました。

現在は天火明命なんですけどね。

 

ああ、元伊勢籠神社と同じなんだな、と思ったとたん、

ここ数日感じていた、つかみどころのないもどかしさの

理由がわかりました。

 

真名井神社(籠神社奥宮)へ帰りたい、真名井のお水が

懐かしい、という思いが、わたしのなかにあるんです。

ってことは、たぶん2か月前に籠神社でお百度詣りしたとき

見えない存在がわたしに付いてくれたのかもしれません。

 

最近、急に里心がついてしまって、帰りたくて、真名井の

お水に触れたくて仕方がないみたいなんですわ。

籠神社までは遠くてすぐには行けないけれど、すぐ近くの

真清田神社ならば霊水の井戸もあるし、元の祭神が

クニトコタチならば籠神社と似てるから、と思い

立ち寄ってみました。

一宮市博物館は妙興寺の境内にあるのですが、

ほぼ真北に真清田神社が位置していました。

拝殿に参拝して、服織神社へ向かおうとしたら、

本殿の後方上空が気になって仕方ないので探ってみたら

どうやらそのあたりにポータルが出現してるんですよ。

周辺の空を龍神さんや瑞鳥さんが飛んでいて

うれしくなりました。

暑さが厳しいので、さくっと境内を一周して最後に

もう一度ご挨拶しようと拝殿前に立ち、ずっと奥に小さく

見える神鏡を見たとたん、「神鏡を胸に持ちなさい、

故郷に繋がるこの鏡を」と言われ、ありがたくて

泣きそうになりました。天橋立まで行かなくても、

いつでもどこからでも帰れるんだということが

わかって安心しました。

 

最後に、白河天皇の御病気を癒したという霊水を

いただいて帰りました。

里心がついて帰りたがってたコは、昔のわたしに

ソックリで、過去の自分を癒していただけなのかも

しれませんね。

 

いつも

ありがとうございます

みなさまも帰り道の日々でありますように