ミューレボ東日本ファイナル
もっと早く報告したかったんですが……みなモン、渾身のチャレンジ、ミューレボ東日本ファイナルです。あいにく、当日は朝から小雨模様でした。仕事を抜け出すのがギリギリになり、準備もそこそこに会場に駆けつけました。開場前にたどり着きましたが、すでにかなり並んでいます……whiteさんのお陰で私は椅子に座れました。右隣にwhiteさん、そのさらに右に三河さん。左には、初対面のさるだんごさんが位置して、コンテストの開始を待ちます。会場アナウンスでは、「フラッシュを使用しての撮影はお断りします」……とのこと。じゃ、フラッシュ使わなければいいということですよね?しかし、暗すぎてうまく写りません。試しに撮影してみました。しかし、うまい!女子高生四人組ですが、四人ともすごくうまい!終了後のインタビューを聞いていると、コンテストの各パート部門別で優勝した子を集めて作られたバンドだそうです。なるほど、うまいわけだ。そのほかのバンドも、全部うまい。すぐにでもプロになれそうな人たちばかり。こりゃ、大変な世界だな、と痛感しました。こんなにうまくても、プロとしてやっていけるのはひと握り。仮にデビューできても、売れるかどうかは別の話。五年後、十年後にもプロとして最先端を走るような成功を手に入れるのは、いったいどれくらいの確率なんでしょうか。みなモンの出番は18バンド中、10番目です。この順序はどういう基準で決まったのかわかりませんが、なんとなく主催者の思惑を感じさせます。「18組中、10番って、なかなかいい位置だよね」なんて暢気に話してたんですが、実はそうでもないことが、後で判明するのです……9番目までのバンドの演奏が終わって、さあ、次はいよいよみなモンだ! と気合を入れていると、「ここで10分間の休憩です」というアナウンス……気が抜けました。ここでの休憩って、どうなんだろう。やっと盛り上がってきたのになあ。なんか、余計な緊張を強いられそうで、嫌な感じ。そういえば、三河さんもwhiteさんも、開演前からしきりに緊張を訴えています。三河さんは何度もトイレに行くし、whiteさんは緊張のあまり、「胃が痛い」なんて言い出しました。みんな、我が子を見守る父親のように、緊張しているんですね(;_;)さて、10分の休憩も終わりに近づき、ステージ上のセッティングが始まっています。よく見ると、あの伝説の赤いパシフィカが……左を見ると、モニタースピーカーの陰に、あの伝説の白いモーションベースが……そして中央のドラムには、彩乃ちゃんが座るわけです。いよいよなんですね。司会者が登場して、後半の開始を告げ、「みならいモンスター、恋のムード!」とアナウンス。三人がステージに登場します。彩乃ちゃんのハイハットによるカウントから、「風が鳴いて 運ぶのさ……」三人が一斉に歌い出します。コーラスがバッチリです。ゾクゾクしますね!未来実ちゃんのボーカルとギター、彩乃ちゃんのドラム、唯音ちゃんのベース。どれも、いつも通り、迫力満点です!最後のドラム両手打ちのクライマックス、そして盛り上がって終了。あっという間でした。大きな破綻もなく、演奏を終えました。何度も聞いた、みなモンの「恋のムード」いつもと大きく変わるわけではなかったと思います。みなモンらしさを、充分に発揮できたと思います。三人のハーモニー、迫力のある演奏。他のバンドに比べても、決して見劣りはしなかった。むしろ、弾ける若さと勢いが感じられたと思うんですが……演奏後は、次のバンドの準備が終わるまで、舞台の端で司会者からのインタビューがあります。司会者は、「とにかく、かわいいのヒトコトですね! コーラスも素晴らしい!」と興奮気味。他のバンドでは、メンバー全員に話を聞いたのですが、なぜかみなモンだけは未来実ちゃんに質問が集中です。よほど気に入ったんでしょうか?(笑)未来実ちゃんは、きちんとインタビューに答えてました。去年の稲沢では、かなりしどろもどろだったんですが……(笑)バンド名の由来、音楽を始めたきっかけ、お父さんについて……いろいろ聞かれましたが、すべてそつなく答えることができました。司会者も、嬉しそうです。やはり未来実ちゃんはリードボーカル兼リードギターなので、こうしてバンドの顔として質問を受けることが多くなるんでしょうね。受け答えの能力も、必要になってくるんだなと思わされました。ビートルズは、四人とも機知に富んだユーモアあふれる対応も、すごかったんだよな……バンドを知ってもらう上で、大切な能力なんだな、とインタビューを見ていて思いました。今回は、うまく乗りきれていましたよ。司会者の反応を見ていても、みなモンが人の心を惹きつけるものを持っているバンドだということがわかりました。グランプリ、オーディエンス賞、優秀賞といった賞はもらえませんでしたが、全日本ファイナルに選ばれる要素は確実に持っていると思うんです。あとは審査員の主観なので、ひと言でいえば運ですよね。この日、グランプリに選ばれたバンドですが、自分が審査員だったら選ばないです。上手でしたが、ピンと来ない。とくにベーシストが変な動きをするのが気になりました。審査員はそんな点は気にならず、音で評価したんでしょうね。はっきり結果の出るスポーツなどと違って、主観が左右する音楽の世界の難しさなんでしょうね。音楽って、「自分」を出すものじゃないと思うんです。何を出すかというと、「自分を超えたもの」だと思うんです。潜在意識や集合意識、さらには超意識のレベルから何かを表現する。ミュージシャンはシャーマンでもあると思います。私は以前、B.B.キングのライブを見て、そう思いました。自分を超えたものを表現するから、聞いた人が感動するんだと思います。終了後は、みなモン会が開かれました。参加者、11人。いろいろな話ができて、ほんとうに楽しかったです。みなモンファンって、本当にいい人ばかりなんですね。いつか、みなモンのメンバーも交えて、こういう会が開ければ最高ですね。Impression/Saila¥1,080Amazon.co.jp