久しぶりにブログの更新になります。
実はオタク迷子になってたので書こうと思っても書かけなかったのですが道が見えた気がしたので書いてみることにしました。
今回は東山奈央さんのコンセプトミニアルバム「off」の感想から見えた雨宮天さんを応援する自分の感情を整理するブログです。
まずは東山奈央さんのコンセプトアルバム「off」の感想から。
↓東山奈央コンセプトミニアルバム「off」
めちゃめちゃいいアルバム。
ぼく個人的にこーゆーコンセプト縛りで、その中で楽曲によって色が変わるアルバムが好きってことも関係してるかもしれないけどめっちゃ好きです。
簡単に言うとオフの時に何するかってことが音楽として集まったような楽曲で、このアルバムを聴くことでオフに得られる癒しをもらえるような、そんな作りになっています。
各曲のテーマに関してはこちらのページを参照ください↓
僕が1番好きだなって思ったのは、根底にある「日常の音を音楽に昇華する」という考え方。
参考になった記事はこちら↓
めっちゃいい記事なので曲と併せて読んでほしい。
表題曲の「off」という曲には、東山奈央さんが撮ったという日常の音がふんだんに使用されていて、日常の音の積み重ねによって音楽が出来上がっている。
こうして何気ない日常の目覚ましやドアの音は(聞こうと思わないと聞けない)音楽になる。
これが「日常の音を音楽に昇華する」ってことだと思ってて、
でも音楽って聴くことも多いけど、聞くことも多いと思うんですよね。
好きな曲だと特に何気なく聞いてても、ここのバスドラがー。とか、ここの歌い方いいんよー。とか、ベース狂うううう。とかの要素があって、聞くよりも聴くに寄りがちだけど、飲食店で流れてる音楽とか、部屋にいるときに何気なく流しっぱにしたりとか、そーゆー時でも聞いてると思うんですよね。
さっきはあえて聞こうと思わないと聞けないて誇張したけど、音楽って単に特別な音ってだけじゃなくて、知らず知らずのうちに日常の音になっている感覚があって、
このアルバムはさっきとは逆に、特別なような「音楽が日常の音に昇華」していないと成り立たないコンセプトになってるのがすごく面白いと思う。
オフの日に何の気なしにこのアルバムの曲を流しながら生活して、自然と生活音に交じって音楽が流れていて、音楽と日常の音の境界が薄れていく感覚が心地いいなと思う。
そして日常の中でこのアルバムの曲を聴いて癒しをもらう。そして曲がもっと好きになる。って循環がすごく心地いい。
音って生活していたらそこら中にあふれていて、もう耳を傾けなくなってしまった音もたくさんあって、でもこうやって音楽になって音を抽出したらなんかノスタルジックな気分になるし、逆に音楽が日常の音の一部になってるなぁって思うとなぜかクスッととしてしまう妙味があるなって感じたアルバム。
1番の感想はこんな感じです。曲に関しては、1番好きな曲は「プロローグ」です。恋の曲好き(*'ω'*)
ノリ的には「グー」好きです。聞いて一瞬でわかる「あ、ボカロPだ」って感じの現代のアップテンポの曲って感じで、縁の下の力持ちって感じのベースの音がめちゃくちゃかっこいいです。あとこの曲めっちゃ早口なのでライブで聴いてみたいなって思いました。
ほかにもいい曲尽くしなんですが、東山奈央さんは声優としてアーティストをすることに重きを置いているようなので、曲によって声の表情がすごく変わってくるので聴いてて飽きないのもすごい魅力だなぁと思いました。
コンセプト縛りだからジャンルは縛ってないよって感じで、アップテンポな曲だったり、メジャーな明るい曲だったり、ダウナーな曲だったりと幅がすごく広いので声優としての声の演出も、見せ場が多くてとっても映えてると思います。
これが 声優映えぇぇぇぇぇ~か!!!!の顔。
ここまで東山奈央さんのミニアルバムについて書いてきましたが実は本題はここからでして、残念なことに僕は東山奈央さんのオタクじゃなくて雨宮天さんを応援している人間なので雨宮さんの話……というより僕の話になります。
なので東山奈央さんの画像で釣られてしまった東山奈央さんのオタクさんはブラウザバックの時間です(ToT)/~~シランケド
冒頭にも書いたけどまあ迷子で、コロナ禍で現地でのイベントがほとんどなくなってもうだいぶ経って、現在地が分からんくなったって感覚。
コロナ前はありがたいことにライブイベントもコンスタントにあって、やりたい応援をやりたいようにできて何にも迷うことのなかったんだけど、コロナ禍でお手紙も書けなくなってお花も贈れないし、何よりライブイベントがない。
今までやってきたことはほとんどできなくなって、あたいナニモン!??って勝手になって、できることをしていこうとしていろいろ試したけど、まあどれもしっくりこなくて、
そんなこんなしてたら雨宮さんは変わらず前向いて走ってるから、置いてけぼりでここはどこ……って感じになってた。
今まで追いかけてる感覚だったし、ライブで現在地の確認ができてたから自分の感情に迷子になるなんて経験なくて余計てんやわんや。
実際行動することに迷ったことはあっても(この行動は本当にあの人のためになるのかとか)気持ちの面で迷ったことはなかったし、迷うなんて思いもしなかったから随分と長いこと彷徨ってたなぁって感じてる。
迷子になってるとマイナスの感情がドヤ顔して感情の真ん中で仁王立ちしてるから、ちょっと気になることがあると頭の中の裁判所が2chの書き込みで埋まってしまうことが多くて考えるのが疲れてやめたり、まともな結論が出なかった。
そんななかリサイタルが決まって、素直に楽しそうに歌う雨宮さん見れる最強のイベントなのでうれしかったけど、脳内から2chの書き込みは消えなくて、純粋に楽しみ!!って言えないのが余計頭にきてまた迷子になって……。
でも、抜け出せそうなきっかけをくれたのが東山奈央さんのコンセプトミニアルバム「off」で。
さっきも話したように日常の音に音楽が昇華してるって価値観をもらって、この感覚最近触れたことあるなって気がして考えてみたらフリイジアだった。
あんまマイナスのこと書きたいわけじゃないから声を大にして言いたいわけじゃないんだけど、ここ最近で1番喉奥つっかえてたのは雨宮さんの音楽性と僕の好きな音楽性が合わないってことで。
まあそんなの十人十色当たり前って話だし、なんなら僕が日常の音として聞いてる音楽はアニソンとかじゃなくてロックバンドの曲だから、そりゃ合わないわけなんだけど笑
ロックバンドもラウドロック系のデスボわーわー言ってる系なので。
その感覚の違いが脳内で5人分くらいのネラー書き込みするもんだから大変だったのだけど、
「off」を聴いて考えて、リサイタルってそーゆーイベントだったよなって思い出して。
雨宮さんがマジで知らん歌謡曲楽しそうに歌ってて、別に歌謡曲ってジャンルが特別好きってわけでもないのに楽しくて、帰ってから原曲のセトリ作って聴いて、古き良きってこーゆーことよな!!って楽しんでた自分を思い出して心が楽になった。
フリイジアってシングルの3曲はどれもテイストが昭和歌謡って感じだから、僕の日常の音にはない曲たちだけど、雨宮さんがそーゆー曲を歌ってくれることによって僕の日常の音の中に新しい彩が加わって色づいていくんだなって実感できた。
そして何よりそう思えたことが心地よかったんだよね。
今まで聴きすぎて耳に入ってこなくなった音楽の良さに気付けて、また新たに音楽って素晴らしいものを大切にできそう。
日常にはたくさんの音があって、どれを聴くかの選択は自分にあって、その中で自然と自分の日常になじんでくれる音楽を大切にしたいなって思った。
ずっと追いかけてたから、急に見えなくなってどうしたらいいかわからなくなって、迷子になったと思ってがむしゃらに進んで、でもふと顔を上げたら実は近くにいて、全く違う道を歩いてたけどちゃんと自分の道を見つけられたので、僕は僕の道を大事に歩いていきたい。
長いことイガグリ飲み込んだみたいなチクチクした感覚だったけど、やっぱり雨宮さんが好きなんだなぁって思いました。
もらったものがたくさんあって、返したい想いもたくさんあって、まだコロナ禍は続くけど今できる自分に合うやり方で応援したいな。
ああああああああああ!!!!リサイタルマジで楽しみや!!!!!!!!!!!
そぼく( ´∵`)