震災4年目を迎える3月11日、私たちは新たなクラウドファンディングをスタートさせました。
ファンディングサイトはMotionGalleryです。
https://motion-gallery.net/projects/iwateartproject2016
ぜひ、サイトをご覧になってみて下さい。
当機構がずっと取り組み続けてきた、ホセマリア氏が行う沿岸の方々とのワークショップに関する活動を、一人でも多くの方に広げていただけたら、心から幸いです。
(いわてArt Project'2016実行委員会 島口修子)
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(サイト本文より)
スペインを代表する現代アーティスト Jose Maria Sicilia(ホセマリア・シシリア)が行うワークショップに 皆様のお力をお貸しください。
東日本大震災を受け、被災地には海外からも多くの支援の手が差し伸べられました。
それはアートの世界でも例外ではありません。
大震災直後、自ら日本を訪れ、ARTの力で何が出来るのかを問い掛けながら 被災した子供たちを励まし、その作品を世界へと発信し続けたアーティストたちがいます。
ここにご紹介する、スペインを代表するアーティストJose Maria Sicilia(ホセマリア・シシリア)もその一人です。
2011年、「津波によって、多くの人たちが自分たちのスペースから追い出されたことを知り、実際に自分の目で状況を確かめようと来日しました」という彼は、震災により何千という人々が住むところを失ったことに大きな関心を抱き、それを題材にした作品を作ろうとすぐに立ち上がりました。
東北をまわったシシリア氏は、釜石、陸前高田、大船渡、福島、南相馬、などの40を超える場所で、精神療法医や専門家らと共に、子どもたちに3・11の体験や思い出を芸術的に表現させるワークショップを開きます。
私の仕事は物事を理解することです。同情の作品を作るつもりはありません。
彼は何年も前から「自分が興味を持つものの音」を研究し、パソコンのプログラムを使ってその音を2次元や3次元の作品に作り上げています。
これらの創作活動の作品は、広島の原爆で被爆した詩人・原民喜の小説『夏の花』 からインスピレーションを受けて『冬の花』と名付けられ、スペイン大使館の協力のもとAcción Cultural Española (AC/E)が主催する展覧会として2013年の10月5日から12月1日まで福島県立美術館で、その後、2014年の1月に東京のスペイン大使館でも展示されました。
http://www.youtube.com/watch?v=XQeMI5n5yC4
こちらのアートフィルムは、その創作活動の一旦を伝えるもので、日本スペイン交流400年記念事業として制作されたものです。
シシリア氏自身が、何を表現しようとしているのか。
それが大変よく理解できるフィルムとなっておりますので、ぜひご覧になっていただければと思います。
~震災から4年。いま、あなたの何が変わりましたか?~
震災から4年が経過する今年、シシリア氏は「今、あなたの何が変わりましたか?」という新たなテーマを持ってワークショップを開催したいと、4月に来日します。
このテーマの中に「苦しみの中の希望」という思いを込めたというシシリア氏。
ワークショップの企画と被災地への案内は、震災直後からホセマリア氏の活動をコーディネートしサポートをし続けてきた、カウンセラーであり当プロジェクトのプロデューサー島口修子と彼女のチームが行います。
ワークショップのスケジュール
期間 4月26日~5月9日の中の5日間
場所 岩手県内の被災地
宮古市、岩泉町、普代村、野田村、久慈市 などを予定
その時その時のインスピレーションを受けて創作活動行うシシリア氏。
対象は、2011年の震災で実際に被災された方々、また被害は受けなかったけれど実際に大震災を体験した方々となります。
このワークショップの発表方法について
では、このワークショップで創り上げられた作品は、どのような形で発表されるのでしょうか。
まず一つは、ホセマリア・シシリア自身の展覧会として、スペイン並びに今後開催されるであろう世界各地で発表されます。
また日本では、現在進行中の“いわてアートプロジェクト2016”においての発表を予定しております。
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【続きはどうぞこちらでご覧下さいませ】
https://motion-gallery.net/projects/iwateartproject2016
(いわてArt Project'2016実行委員会)