緊急入院 | 粘着されまくり

粘着されまくり

粘着されているので、基本放置です。

普段は滅多に鳴ることのない家電が鳴った。
出てみると、母親からの電話だった。

「父親が緊急入院した」旨。

両親の居住しているところは、岩手県沿岸部で最も人口が多い所である。

緊急入院に至る経緯は色々あれど割愛。

岩手県沿岸部といえば、東日本大震災の被災地域でもある。
父親が最初に行った病院は、震災を乗り越えた開業医。
そこで検査を行った所、すぐさま最寄りの県立(総合)病院へ行くように、医師に指示され紹介状をもらった父親は県立病院(岩手県沿岸部では最大規模の)へ向かう。

県立病院の医師は、紹介状を見るなり「入院してください」と父親に告げた。

病気の部位は「腎臓」で、泌尿器科が専門科となる。

岩手県沿岸部といえば、過疎化が緩やかに進んでいた所へ、3月11日に発生した「東日本大震災」の被災地域でもある。
大小様々、数多くの病院も被災している。

岩手県沿岸部最大の県立病院といえど、泌尿器科は常勤医が不在。
岩手県沿岸部は概ね「医療過疎地」でもある。

そこで父親は県立病院へ入院し、検査生活が始まった。
検査だけは、地元の県立病院で行うという。
が、手術は盛岡市内の大規模な病院でなければできないと言われた。

「良性」か「悪性」かは、沿岸部の県立病院で検査するという。
いずれにせよ、外科手術は免れないようなので、転院する日も近いだろう。

父親が緊急入院を行ったのは、今回で3回目である。
1回目は脳梗塞、2回目は心筋梗塞、そして今回。

今日から父親は、3回目の長い闘病生活を余儀なくされることは容易に想像できる。

あ~、これからどうなるのかな。