ほろほろ草子

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観に行きました!
家のと二人、一緒に観たのですが、楽しくそして、やはり寂しさも感じながら拝見致しました。

そして、何より、今回の「さらば」は、「もっともあぶない刑事」以降のフラストレーションを一掃してくれました。

ファンの方へは、必要ない事ですが、一応書くと、
「あぶない刑事」は、1986年に放送されたTVドラマがスタートです。
舘ひろしさん演ずる「鷹山敏樹(タカ)」と、柴田恭兵さん演ずる「大下勇次(ユージ)」のコンビが、横浜を舞台にオシャレにウイットにハードボイルドに駆け抜ける、そんな刑事ドラマです。

以降、TVドラマ二期目「もっとあぶない刑事」があり、映画も製作されました。

劇場版は、7作。
「あぶない刑事」
「またまたあぶない刑事」
「もっともあぶない刑事」
ここまでで、TVシリーズとの連動する作品としては、一旦区切りとなります。

その後、
8年後に「あぶない刑事リターンズ」、その2年後に「あぶない刑事フォーエバー」※TVスペシャルと連動、更に、7年後の2005年に「まだまだあぶない刑事」が製作されました。

そして、11年の時を経て、「さらばあぶない刑事」封切り。
実に、30年です。

とは言え、「もっともあぶない刑事」以降の映画では、下拙個人としては、フラストレーションもありました。

まず、オリジナルキャスト以外の参入、そして、事件が世相を追いすぎてしまい且つオーバーデフォルメを感じた事。
やはり、ファンが観たいのは、オリジナルキャストによる、変わらないお祭り騒ぎ。
それが、ストレートに時間が流れ、公開の時々に合わせた「時代」になっても、どこかしっくり来ない感じがしたのです。

しかし、今回の「さらば」は、完結として、よい意味でオリジナル以外の雑音を除去し、かつ、オマージュされていて、楽しめました。
同時に、「ああ、これで、本当に最後なんだなぁ…」と、泣けても来る。

また、リターンズ以降、主役の二人の生死が不明瞭なエンディングが続き、下拙としては「歯切れの悪さ」を感じていました。
内容とエンディングの事があり、劇場では「一回観れば良いや」となっていたのですが、「さらば」は、それを引き継ぎつつも、しっかり「その後どうなったのか」が描かれており、安心して、観終えることが出来ました。
そして、また大スクリーンで観たい!と思いました。

「今回で最後です。ですがもし、アンコールの声が大きければ…(笑)。…夢で逢いましょう。」
舞台挨拶での、柴田恭兵さんの言葉です。

下拙の青春だった、タカとユージ。
お疲れ様でした!
有り難う!

DVD は、勿論買いますが、それまでに、もう何回か劇場でお別れをしたいですね。