妻は今、自分の“やりたいこと”を仕事にしています。
もちろん、楽な毎日じゃありません。
準備に追われたり、先の見えない不安にぶつかったり。
それでも彼女は、自分の選んだ道をまっすぐに歩き、毎日を充実して生きています。
そんなある日、妻がふとこう言いました。
「私が死ぬ時は、何の未練もなくて、笑顔で死んでいくんだろうな。棺の中で笑ってるよ。」
冗談まじりのようで、どこか本気の声色でした。
その一言が、なぜだか胸に強く刺さったんです。
⸻
「自分はどうだろう?」
自分自身に、そう問いかけました。
今、僕は教員として働いています。
子どもたちは本当に可愛くて、毎日の授業にもやりがいを感じている。
同僚や保護者とも良い関係が築けていて、決して恵まれていないわけじゃない。
むしろ、人から見れば「いい仕事」「安定した職」と思われているかもしれません。
でも…
**心から“満足しているか”**と問われたら、少し言葉に詰まりました。
⸻
そのとき、ずっと心の奥にあった「もう一つの夢」が顔を出しました。
子どもの頃から親しみ、今も関わっているレスリング。
競技としての魅力もさることながら、それを通して人と人をつなぎ、子どもたちの成長を支える。
そんな場所を、自分の手で作れたら──。
教員として培った経験や、人とのつながりを活かして、
教育とスポーツが融合した“自分ならではの居場所”を生み出すこと。
それが、僕が本当にやりたかったことかもしれない。
そう気づいたんです。
少しずつですが、そこに向けて一歩を踏み出す準備を始めています。
⸻
「やりたいことをやる」なんて、簡単なことじゃない。
それでも、自分の人生に正直に向き合ってみたいと思いました。
いつか自分も、
「悔いなく生きた」と、笑って棺に入れる人生を歩みたい。
⸻
あなたはどうですか?
もし明日、人生が終わるとしたら——
あなたは、笑って棺に入れますか?