平成23年3月11日午後2時46分に発生した大地震について、現在の状況について書いておきます。

地震が発生したときは職場におりました。大きな揺れとともに落下するものが少しありました。電気が一旦切れて自家発電に切り替わり、すぐに商用電源に戻りました。水道は断水し現在も続いております。状況確認のため外部活動に出ると、道路は至る所で段差ができていたり陥没していたりとひどい状況でした。津波の情報については、カーナビのテレビで入手していました。


自宅に戻ったのは午後10時ころで、神棚が落ちて壊れていました。台所の棚に載せておいたものは落下して散乱していました。テレビは、耐震用のジェルマットのおかげで無傷でした。パソコンのプリンターも不安定な高いところに置いていたのですが、無事でした。ジェルマットの威力は絶大です。


食事については、玄米を持っていたので無洗米にしてきました。なかなか便利です。スーパーはほとんど営業していないし、日中仕事なので利用できないので困っています。家にあったものでしのいでいます。水が出ないので不便ですが、ペットボトルの水を買い置きしておいたので何とかなりました。職場からも水をもらってきてなんとかなっています。


水の状況ですが、職場の同僚のところで出始めたのでお世話になってきました。洗濯と風呂を借りました。


銀行については、地方銀行の支店が開いており、ATMが稼働しており引き出しが可能でした。


車の燃料については、ガソリンスタンドが閉店しており、長蛇の列人になっております。大手の元売り直営の見せやセルフのお店は閉鎖されておりました。小規模の個人商店が制限給油を実施していますが、並んでいる人が多くて現実的には車の利用ができないようになっています。


コンビニやスーパーは、商品の入荷がないので閉店しています。一部スーパーが、他店の在庫をまとめて販売しているようですが、無くなり次第終了とのことです。


病院については、入院患者がいても、水が出ないので行政からの供給が続く限りとのことですが、水を運ぶ給水車の燃料が切れれば終了とのことです。食料についても調達ができないとのことで、1日2食が限度とのことです。これも、行政では対応がないようで無くなったら避難を行わなければならないとのことです。


老人施設も、水と食料の確保、職員の通勤用の燃料が確保できないなど安全な場所に移動しなければならないという状況です。