ロン・クラーク著 亀井よし子訳 草思社
ISBN4-7942-1352-2

ロン・クラーク(Ron Clark)
1972年生まれ、アメリカ合衆国ノース・カロライナ州出身の小学校教師。28歳の時にディズニー社が選ぶ(全米最優秀教師賞)を受賞し、2003年に出版した『あたりまえだけど、とても大切なこと』が世界的なベストセラーになる。

人を思いやる心、自分を大切にする心を育てる、礼儀やマナー、社会のルールを守ることの大切さを親子で一緒に考える際に使える本だと思います。この本の50のルールは、子どもたちがいきいきと学校生活が送れるように、社会にでてからも充実した人生を送れるようにとの願いが込められた作品です。なぜこのルールを守ることが大切なのか、学校で、家庭で、ともに考え、話し合ってみてはどうでしょうか。

ルール 1 大人の質問には礼儀正しく答えよう
ルール 2 相手の目を見て話そう
ルール 3 だれかがすばらしいことをしたら拍手をしよう
ルール 4 人の意見や考え方を尊重しよう
ルール 5 勝っても自慢しない、負けても怒ったりしない
ルール 6 だれかに質問されたら、お返しの質問をしよう
ルール 7 口をふさいでせきやくしゃみをしよう
ルール 8 何かをもらったら、3秒以内にお礼を言おう
ルール 9 もらったプレゼントに文句を言わない
ルール10 意外な親切でびっくりさせよう
ルール11 人の成績を言いふらさない
ルール12 授業中は、人が読んでいるところを目で追う
ルール13 質問には完全な文章で答えよう
ルール14 自分からごほうびをほしがってはいけない
ルール15 宿題は必ず提出しよう
ルール16 授業も準備はすばやくしよう
ルール17 整理整頓をしよう
ルール18 宿題に文句を言わない
ルール19 代わりの先生がきたときも礼儀正しくしよう
ルール20 授業中は許可なく席を立たない
ルール21 先生にあいさつをしよう
ルール22 お客様を歓迎しよう
ルール23 だれであれ、仲間はずれにしない
ルール24 しかられている人のほうを見ない
ルール25 宿題がよくわからないときは質問しよう
ルール26 あとかたづけをしよう
ルール27 バスに乗ったら、おとなしく座っていよう
ルール28 人の名前をしっかりおぼえよう
ルール29 食べ物を欲ばって取らない
ルール30 だれかが何かを落としたら、拾ってあげよう
ルール31 つぎの人のためにドアを押さえていよう
ルール32 だれかとぶつかったらあやまろう
ルール33 公共の建物に入るときにはおしゃべりをしない
ルール34 訪問先では何かをほめよう
ルール35 集会ではおしゃべりをしない
ルール36 電話の対応はきちんとしよう
ルール37 お世話になった人にはお礼を言おう
ルール38 エスカレーターに乗ったら、右側(左側)に立とう
ルール39 全員で廊下を歩くときにはおしゃべりをしない
ルール40 横入りをしてはいけない
ルール41 映画館では絶対におしゃべりしない
ルール42 学校に○○をもってきてはいけない
ルール43 もしいじめられたら先生に知らせよう
ルール44 信じるもののために立ちあがろう
ルール45 前向きに生きて、人生を楽しもう
ルール46 したいことがあるなら、やってみよう
ルール47 まちがいを受けいれよう
ルール48 いつも正直でいよう
ルール49 現在を楽しもう
ルール50 きみのなれる、もっとすばらしい人間になれ

あたりまえのことばかりだと思いますが、大人もなかなか守られていないことがあるかもしれません。


福島・ZINE-あたりまえだけど・・・