日本赤十字社福島県支部で「献血感謝デー」が開催され、様々なイベントが行われました。
世界中の赤十字の区分、「赤十字社」「赤新月社」「赤いクリスタル(仮称)」が地図に表示されており、ほとんどの国に赤十字の組織があります。出入口のドアに、世界の国々には「アタリマエ」がなくて、「アリエナイ」があるというポスターを見つけました。どんなことかなと考えてみましたが、たとえば日本には、どこでも飲める水が十分に確保されている、十分な医療が受けられる、教育が受けられるなど、このようなことはアタリマエのことだと思います。また、アタリマエのことが普通で、水が飲めない、医療が受けられない、教育が受けられないなどはアリエナイということではないでしょうか。
恵まれた日本ではあると思いますが、世界中には、コップ一杯の水すら満足に手に入れることができない国がたくさんあります。人道に基づいて、様々な支援が考えられ、実行されていますが、それを支えているのは「人」です。
献血事業も人が支えていると言えます。福島県は、使用量が全国で7位(平成21年4月~9月)で、千人あたりの献血人数は全国17位(平成21年4月~9月)と決して低いわけではないようですが、血液使用量に献血が追いついていない現状にあるそうです。もちろん、足りない分は他の血液センターから借りてくることとなるのです。
献血ができるということは「健康である」ということ、献血の必要性を考え、献血に協力していきたいと思います。※健康上の理由等で献血ができない方は、献血に協力していただけるよう声をかけていただくことも大切な役割だと思います。
血液が必要なときにアタリマエのように供給されることが大切で、献血は誰かがやってくれるというアリエナイ考えもなくしていかなければならないと思います。


福島・ZINE-献血感謝デー

福島・ZINE-献血感謝デー