南半球よりこんにちは照れ




看護師として働くならば、避けては通れないのは患者さんや家族からのクレームじゃないでしょうか。オーストラリアで看護師を始めて4ヶ月、おととい初めてがっつりとクレームをもらいました。
クレームというよりは、叫ぶ、どなる、Swearing(ののしること?)、というPersonal attack(個人的に攻撃されること)を直接受けたということです。



自分に非がないことはわかっていても、言われた言葉たちがショックすぎて、しばらく働くモードに戻れないほどでした。
家に帰ろうかなと思ったくらいです。
なんとかできることを頑張って、無事に勤務を終えましたが、心は放心状態でした。



Wikipediaより、ミレーの『落穂拾い』。

心が折れたときはいつもこんなイメージで。砕けたハートをのろのろ〜と拾い集めてくっつける作業に時間がかかるのです。
(ミレーさん、すみません)




相手側の気持ちはわかりますし、わたしも今後はもっと、今以上に気をつけて家族に対応していこうと思いました。
それでも切り替えることの難しさに手こずり、当日はショックでごはんが食べれないほどでした。が、翌日勤務で忙殺されるとだいぶ気が紛れました。さらに、いろーんな友達や同僚たちに聞いてもらい、慰めてもらったおかげで、もやもやが晴れ、昨夜ムクッと元気が戻ってきました!






Don’t take it personally.
“個人的にとらないようにね”



同僚たちから、何度も言われました。


事件がおきたと聞きつけて、代わる代わるハグしにきてくれた、優しい仲間に感謝です。

チームリーダーからは、家に帰ってからもなんども、長いメッセージが届きました。



Hope you feel better now Fumi. 
We all love you, don’t feel bad xx

you are a wonderful nurse, we need people like you. 
And things like this only happen sometimes. 
You always have the rest of us to back you up if something does. 
We are a team. 




温かい仲間にほろりとした夜でした。



今回の事件のおかげで、ひとつ強くなったと思うし、さらに家族対応を気をつけようと気持ちが引き締まりました。なにより、同僚たちの優しさ。事件を笑いに変えるスキルの高さにびっくりします。ユーモアでうまく笑い飛ばして、気持ちを軽くしてくれました。(『わたしだったらこう言い返してやったわ』シリーズで笑わせてくれました。こっちの人はブラックジョークが上手ですね〜。)



真面目な日本人?は、物事を真剣に捉えすぎかなぁと思うほどで、柔軟に、見習おうと思いました。へこんで、立ち上がるたびに学びがあります。2019年。強くなるぞー。




Fumi




日本で働いていた頃の大学病院にもスタバがありましたが、今勤めている子ども病院にもあります。これはモーニングティーの時間に大量買いして、温かいスコーンにジャムとクリームをつけたもの。幸せです爆笑