自作ブログマガジン 再々編集 その3(自作小説、前置き、1話、2話掲載)
第0話 シーズン1/リポート0/セクション0救世Rシーズン1導かれる希望0.シノプシス 長きに渡り、人類は地球で歴史・文明を築いてきたが、変革が起きる刻ときが訪れていた。 21世紀中盤に世界核戦争が勃発、その結果、地球の人口は大幅に減少した。戦争終結後、世界は核の冬に蝕まれて、15年の月日が流れた。 各国政府は核汚染対策に尽力して、同盟を組む処置をとるが、平和を取り戻す力に至らなかった。被害者である国民は、国家権力者に不信感、憤りを覚えて、双方に深い溝が生じた。 やがて、各国家は分断されて国境が消滅した。そして、国家・宗教・民族の存在意義が問われていき、それにつれて、法律や秩序は乱れていった。 人類の道徳モラルは堕落していき、権力者に反発して大勢の国民が暴徒化、混乱を招く事態となった。 新国家は国民の暴走を抑えようと〝地球連合軍〟を発足。世界の平和維持、反乱分子の活動阻止を目的に組織化され、連合統一憲法が制定されるが… 当初、絶大な成果が発揮されたが、武力鎮圧や軍国主義の社会が根付き、国民との溝が埋まらなかった。 国民は混沌とした時代に翻弄されるが、ここで改革の刻ときが到来する――――― 人類は地球外で居住する力を手に入れて、宇宙開拓計画〝テラフォーミングプラン〟が実行された。 地球の半分の人民が安住の場所を目指そうと、火星や宇宙居住区に移住した。 宇宙移民活動が開始された2084年を、宇宙暦フロンティアセンチュリー略称〝F.C.〟に制定。宇宙の民〝コスモネーション〟=宇宙開拓時代の幕が開く。 宇宙事業は順調に拡大していき、新たな文明が刻まれていくわけだが、その水面下で、地球と宇宙の存亡を揺るがすものが蠢うごめいていた。 人類は、無益な血を流す醜い争いを避けられず、戦乱の世が迫っていた。第1話 シーズン1/リポート1/セクション1救世Rシーズン1導かれる希望1.ここが地球か… 時はF.C.(フロンティアセンチュリー)0012。地球連合国家と宇宙移民国家との対立は深まり、激化の一途を辿っていた。 地球連合軍は宇宙軍を設立する一方で、宇宙移民国家は対抗すべく、直ちに〝宇宙開拓軍〟を結成した。 地球連合軍の独裁的手段は治まらず、地球圏だけでなく、宇宙の支配を目論んでいた。よって、宇宙革命の狼煙が上がるのであった。 F.C.0014。4月に地球連合軍と宇宙開拓軍は、主導権争いで開戦した。地球連合宇宙軍側は地球圏内の宇宙ステーションを本部基地として構えて、宇宙開拓軍に挑んだ。 戦力差は宇宙開拓軍の戦艦の圧倒的な火力により、地球連合軍が不利かと思われたが、切り札があった。 宇宙開拓軍は交通機関用の宇宙船を改造、戦闘機開発や戦艦の建造に力を注いでいた。地球連合軍もまた、優秀な技術者を集めて、強力な兵器の開発に着手していた。 地球連合軍はロボット工学テクノロジーに目をつけて、作業用大型ロボットを改良、軍用兵器を極秘で開発していた。〝Warrior Machin〟通称WMは、有人操縦式汎用人型戦闘兵器であり、地球連合軍の主力として導入された。 WMは単眼モノアイタイプの頭部が特徴で、敵艦を撃沈するほどの装備、能力があり、宇宙開拓軍に脅威をもたらした。ただ、宇宙開拓軍も負けじと、戦略を練っていき… 気づけば、開戦から1年経っていた。勝敗の行方に拘らず、終戦を望んでいる者が多数いたが、虚しく戦火は消えず行き詰っていた。 両軍は態勢を立て直して、停戦状態となるが、それは束の間のことであった。 先手を取ったのは、宇宙開拓軍であった。 実のところ、宇宙開拓軍もWMを開発する技術を持っていた。ただ、運用テストが遅延したため、投入が開戦時までに間に合わなかった。不幸中の幸いか、戦争が中断したことで、WMの生産作業を再開、実戦配備に取り掛かった。WMが完成すると、宇宙開拓軍の猛攻が始まる。 宇宙開拓軍はWMを積んだ輸送艦を地球に降下させて、地球連合軍基地の制圧を開始した。こうして、戦争の舞台は宇宙から地球へと変わった。 地球の民〝アースネーション〟は戦塵を逃げ惑い、日常生活を奪われていく、多くの犠牲者の血が流れて戦争難民を生み出していった。 やがて、宇宙開拓軍は各地の地球連合軍基地を占領していき、自軍陣地を拡大していった。力関係に大差はなく、お互い一歩も退かず、両軍の哀れな戦闘《たたかい》が続いていった。 そして、月日が流れて…… ある日の宇宙空間、地球の軌道に〝謎の物体〟が確認された。それはやがて、地球の大気圏を抜けて、重力に逆らわず落下していった。 地球連合軍の軍事衛星は、落下する謎の物体を廃棄処分の人工衛星や破損したWMの破片、もしくは小さな隕石と思い込み、正体を突き止めず見落としていた。 謎の物体の落下地点は大西洋の海域だった。謎の物体は球体カプセルで、真夜中の大西洋海上で浮いていた。その中には人影があり…「…現在地を確認、潜行して目的地に上陸後、任務を遂行する」 1人の大人し気な金髪青年が球体カプセルの中で、誰かと連絡を取っていた。彼を乗せたカプセルは、ある領土を目指していた。 独立連邦インデペンデンス・フェデラル通称IFは、かつてのアメリカ大陸であった。 国境制度の廃止に伴い、南アメリカ大陸と北アメリカ大陸は統合化、地球連合軍の占領下により、民主主義的思想は失われた。 よって、自由の国、経済・軍事大国と名高いアメリカ国家は、完全に消滅した。米国アメリカは独立前の植民地時代に逆戻りして、絶望感が広がっていくのであった。「ここが地球か…」 謎の金髪青年はカプセルから降りて、外の空気を吸うのと同時にそう呟いた。彼は地球に来たのは初めてで、その目的は決して穏やかなものではなかった。 謎の金髪青年は、IFの領土への不法なる上陸・侵入を目論んでいた。 謎の金髪青年の名は、リヴァー・ボウイ。彼は目立たない暗い服装で行動していた。侵入する場所はIFの軍事施設だった。 リヴァーは密偵業務を請け負っており、軍事施設の偵察、破壊工作等が主な任務だった。彼は専用端末タブレットを使用して、軍事施設のセキュリティシステムに障害バグ電波を送った。それで監視カメラやセキュリティ機能が一時失われるのだが…第1話 シーズン1/リポート1/セクション2救世Rシーズン1第1章 導かれる希望1.ここが地球か… リヴァーは、セキュリティを狂わせた隙に忍び込んだ。気配を悟られないよう潜入する彼だが、早速、邪魔者が現れた。コツコツコツ… 軍事施設内には見張りの武装兵がうろついており、リヴァーが見つかるのも時間の問題であった。そこで彼が取った行動は…「…!」 リヴァーは一人の武装兵を背後から襲い、暗闇に引き込んだ。彼は気を失った武装兵の軍服を脱がして、それを変装に利用した。[…異状ないか?]「こちら問題ない」 見張りに扮したリヴァーは、無線機の声に応答して、任務遂行に尽力した。 リヴァーは目的地に到達した。球技ができるくらいの広さの格納庫であったが、特に目立つ収容物はなく………ピピ リヴァーは格納庫内を物色、設置されている端末を操作し始めた。すると… 格納庫に異変が起きた。格納庫内の床の一部が迫り上がっていき、謎の単体装置が現れた。それは数え切れないほどの数が確認されて… リヴァーは軍事施設の秘密を掴んだようで、証拠として格納庫内を撮影した。そして… リヴァーは格納庫内に爆弾を仕掛けて、一斉に起爆させた。「…何事だ?」「か…格納庫で火災だ、爆発したようだ」「すぐに原因を調べるんだ!」 軍事施設内は格納庫の爆発で錯乱状態となり、武装兵たちは直ちに現場へと向かった。リヴァ―は目的を果たして、後は軍事施設から脱出するだけであったが… 燃え盛る格納庫付近で、激しい銃撃戦が展開された。武装兵の武器は、プラズマ粒子弾を発射する銃器で、リヴァーは盗み取った得物で応戦した。彼は苦戦を強いられていき…「…ぐぁ」 リヴァーは武装兵の攻撃を避けきれず、左肩を負傷してしまった。彼は窮地に追い込まれる中、軍事施設の下水道まで辿り着き、どうにか、追手から逃げることができたが…「はあ、はあ…」 リヴァーは怪我や疲れで意識が朦朧もうろうとした状態で、自力で森を抜けていき、軍事施設から離れようとした。彼の瞳にはかすかな街の光が映っていた。 リヴァーは市街地の夜景に吸い寄せられて、そのまま、ひたすら歩いて行った。 それから夜が明けて… 場所は独立連邦西部インデペンデンス・フェデラル・ウエストテリトリー通称IFW。かつてはカリフォルニア州サンフランシスコ地区シリコンバレーであった。。 シリコンバレーは半導体産業、大手ソフトメーカー、ベンチャー企業で栄え、情報・通信産業のメッカであった。現在は〝ネオ・シリコンバレー〟と呼ばれ、地球連合軍の法律で、民間の技術力を軍事力に反映させるため、過半数の民間企業がIFの傘下に入っていた。 早朝の時間、ネオ・シリコンバレー区域の車道には、一台のホバートレーラーが走行していた。作業着ツナギ姿のブロンド女性運転手が呑気な顔で運転していたが… ブロンドの女性運転手は思わず急ブレーキを掛けた。車道の真ん中で男性が倒れていた。「…ちょっと、大丈夫ですか?」「………」「良かった、気を失っているだけね…でも怪我をしてる…」 ブロンドの女性運転手は、衰弱した男性を自身のホバートレーラーに乗せて助けようとした。彼女の名はエリザベス・Rロック・ハワード。エリザベスに助けられた男性は、リヴァ―であった。 これは神の悪戯いたずらか、彼らは運命的な出会いを果たした。第2話 シーズン1/リポート2/セクション1救世R シーズン1導かれる希望2.俺はリボーンバイオだ 独立連邦西部インデペンデンス・フェデラル・ウエストテリトリーIFW ネオ・シリコンバレー支部 ある朝、サングラスをかけた西部劇カウボーイスタイルの白髪男性は、親しい近隣住民に頼まれて、故障した冷蔵庫を修理していた。彼の名はスティング・Rロック・ハワード。ジャンク屋の経営者だが、今は隠居のようなもので、店のことはほとんど実娘に任せている。「おーい、終わったぞ」「助かったよ、こんな時間に悪いな」「なーに、朝飯前だ」「骨董品みたいなものだがまだまだ現役だな」「古いものに愛着があるのは良いことだ」 近隣住民はお礼のコーヒーをスティングに淹れた。彼らは適当に世間話をして別れるのだが…「………」 スティングは用事を済ませて帰宅するが、何故か表情が険しかった。その理由は… スティングのジャンク屋 エリザベスは、意識不明のリヴァーを救おうと、自身の自宅兼職場へと運んだ。普段、彼女は父親が営むジャンク・修理専門店で働いているが、医師免許を持っており、傷ついたリヴァーを手当てした。 リヴァーはエリザベスに助けられて、彼の回復を待つわけだが…「…!」 リヴァーは意識を取り戻して、瞬時に現状を確認したが…「…あっ気が付いたのね」 その時、エリザベスはリヴァーの様子を見に来た。そして…「…誰だ、お前は?」「私はエリザベス、あなたこそ名前を教えてよ」「お前に名乗る名などない…!」 リヴァーは無礼な態度を取り、エリザベスに襲い掛かった。「ち…ちょっと何するの?」「悪いが死んでもらう」 リヴァーはエリザベスの背後に回って、頭蓋骨固めヘッドロックをかけた。彼女は苦しさを訴えて、窒息障害に陥っていたが…「…うちの娘を放せ、好き勝手なことはさせん」 リヴァーがエリザベスを殺そうとすると、彼女の父、スティングが現れた。彼は拳銃を構えており…「それは…俺のだ…返せ!」「娘を放してくれたら、返してやるよ」「ちっ…」 リヴァーは所持銃を返してもらおうと、仕方なくスティングに従った。「…パパ、助かったわ」「だから、よそ者に関わるなと言っただろ、恩を仇で返す不届き者だ」「…お前たちが助けてくれたのか?」「ようやく気付いたか、これは護身用か?何者だ?」 リヴァーは抵抗せず、身分を明かそうとした。「…俺の名はリヴァー・ボウイ、宇宙開拓軍に雇われている派遣要員だ」「宇宙の傭兵スパイか…そういえば、昨夜、軍事施設で騒ぎがあったようだが…お前の仕業か?」「ああ、任務で偵察・破壊活動を実行した」「成程、軍の連中が血眼になって捜しているだろう」「おたくらのお陰で助かったよ…すまなかったな」 リヴァーはエリザベスと目を合わせて、襲ったことを詫びた。「うちの娘に拾われたのが幸いだったな、普通の医者だったら軍に通報していただろう」「いろいろと世話になった、厄介者はとっとと出て行くよ」「すぐ出て行くことないわ、怪我がちゃんと治ってないし…」「あんたが治療してくれたのか、もう傷口は塞がっているよ」「馬鹿なこと言わないで、そんなわけ…!」 ハワード父娘は、自分の目を疑った。リヴァーの負傷箇所はほとんど完治していた。ここで彼の秘密を知ることとなる。「お前、どうも普通じゃないな」「ああ、俺は新種人間リボーンバイオだ」「〝リボーンバイオ〟…」 リボーンバイオは、宇宙移民国家の高度な遺伝子工学テクノロジーで造られた試作型新人種である。受精・妊娠せずに、遺伝子/ゲノム編集による方法で人工的胎児を誕生させたが、当初は自然の摂理に反していると物議を醸していた。 だが、リボーンバイオが人間社会に貢献していき、年月が経つにつれて世間の価値観に変化が起きた。現在は第一世代が宇宙移民と共存しているが…第2話 シーズン1/リポート2/セクション2救世R シーズン1導かれる希望2.俺はリボーンバイオだ「…見た目は普通だな」「細胞の構造つくりが若干違うだけさ、常人より身体能力が高く、疲労や怪我の回復が早い、後は大して変わりない」「宇宙の連中コスモネーションが生んだ万能な人間ってわけだ」「案外、そうでもないんだ…俺は落ちこぼれでね」「どういうことだ?」 リボーンバイオ技術テクノロジーはまだ試作段階で問題点があった。完璧な人材ばかりが生まれるわけではなく、偏りが生じてしまい、役人や政財界関係者、軍幹部、有能学者の他に、リヴァーのような雑用専門も存在する。「俺たちの種族にも格差がある、おたくらの社会と一緒さ」「お前は消耗品として扱われているわけか、惨めだな」「俺は戦争あらそいの道具に過ぎない、もう迷惑はかけんよ」 ハワード父娘はリヴァーの素性みぶんを知り、今後の選択を迫られた。「アテはあるのか?雇い主から連絡は?」「任務ミッションを達成すれば、用済みさ…たとえ死んでも一切責任を取らない」「何ともヘビーだね」「宇宙に還る手段はある、偽造の身分証明コードや変装道具で切り抜けるさ」 リヴァーは専用のリュックから秘密道具ガジェットを取り出して、ハワード父娘に披露していった。 リヴァーは独立連邦西部インデペンデンス・フェデラル・ウエストテリトリーIFWの捜索の手が回る前に、ハワード父娘と別れようとしたが、スティングはもの言いたげな表情を浮かべた。 リヴァーは気になって、彼に訊ねると…「わしたちに危害を加えないと約束すれば、しばらく匿ってやろう」「え…良いのか?」「第一印象は最悪だったけど、悪い人じゃなさそうね」「俺を受け入れてくれるのか?」「お前さんは命令で動いているだけだろ?ここの連中に加担する気は毛頭ない」「パパと私は地球連合軍のことが嫌いなのよ、旧時代アメリカの頃に戻ってほしいわ」 ハワード父娘のジャンク工場の周りには、地球連合軍・独立連邦傘下の企業オフィスや工場が建ち並んでおり、支配力を見せつけていた。 ネオ・シリコンバレーの市民は、現在の生活や労働環境に納得できず、デモ活動で不満を訴えていた。治安は悪化の一途を辿っており…「独立連邦…地球連合軍など滅んでしまえと…心の底から思っている者も少なくないだろう、できれば宇宙開拓軍に勝ってほしいね」「そうなのか…」 リヴァーは、地球の民から思いがけない情報ほんねを耳にして、ただただ驚くばかりだった。「好きな方を選べ、ここを出るか、留まるか」「……分かった、お言葉に甘えて世話になるよ」「これも何かの縁ね、よろしく」 リヴァーは苦渋の決断の末、ハワード父娘の厚意に縋すがろうとした。「さて…お前は居候の身だ、長く使ってない作業部屋を寝床にしろ」「ありがとう、なるべく外に出ないようにするよ」「あなたの部屋を用意するわ、掃除しないとね…」 リヴァーはエリザベスと行動を共にして、スティングの部屋を出た。「…ここはオイルや金属の臭いがするな」「ジャンク屋だもの、苦手なの?」「いいや…落ち着く場所だ…機械いじりが好きなのか?」「まあね、父親の血を引いているみたい…ところで…あなたは年齢としいくつ?」「歳は17だ」「え…8歳も年下?子供なの?」 エリザベスは動揺が隠せなかった。「リボーンバイオは凄まじい速さで細胞が活性化していき、肉体の絶頂期を維持する、老けて見えたかな?」「随分と大人びているわね、てっきり同い年か年上かと…」 リヴァーたちは埃っぽい部屋で雑談をして、お互い仲良くなろうとした。 その一方で… ネオ・シリコンバレーは朝から物々しかった。IFWの軍用車両がきっちりと列を作り、街中を巡回していた。「…市街地に潜伏しているかもしれない、シラミ潰しに捜せ」 1人の軍服を身に纏った女性が鋭い目つきで、部下たちに命令していた。手入れされた金髪に透き通るような白い肌、華奢な体型から、とても軍人とは程遠い人物と思わせるが、片目は黒眼帯で覆われて厳つく、軍服にびっしりと付けられた勲章が証明していた。 女性将校の名はミア・アイスマン。混血の地球出身者。階級は少将。 ミアは〝女帝〟の異名を持ち、エリザベスと年齢が近く、IFW ネオ・シリコンバレー支部の指揮を任されている。彼女は欧州系の血が濃く流れており、美しさが際立つが、性格は冷徹かつ男勝りである。 ミアは自身や周りの人間に対して厳しく、近寄りがたい一面を見せるが、的確な指揮を執り、仲間を見捨てないことから厚い信頼を得ている。「…ここから調べてみるか」 ミアの視線の先には、ハワード父娘のジャンク屋があった。リヴァーは追手に包囲されて、危機的状況から逃れることはできなかった。その4に続く。