シンパチです。

私の知る介護施設の利用者さんとスタッフにコロナ感染者が出ました。

そこでは、そのユニットのスタッフで、仕事を回すことを選びました。

そのおかげといってはなんですが、利用者もスタッフも感染者が増えてしまいました。

しかし、これは仕方がないことでもあるなと感じます。

この話で思い出したことがあります。

イギリスの電車は、車両ごとではドアを閉じていて隣の車両に移動できないようになっています。

しかし、ご存知のとおり日本の電車は、前後の車両に移ることが出来ます。

このことが何を意味するかということを考えてみましょう。

日本の電車は、何か1つの車両で事故なり事件が起きたとき、隣の車両に逃げ込むことが出来ます。

反対にイギリスの電車では、事故なり事件が起きた場合、隣の車両にその被害が広がらないようにしているわけです。

これは考え方の違いです。

しかし、リスク管理を考える上で、この考え方の違いは理解しておく必要があると思います。