シンパチです。
私が算数は面白いなと思ったのは、円周率というものに出会ってからです。
というのも、3.1415926535.....と無限に小数点以下が続き、連続性もないという不可思議な数と分かったからです。
円周と直径がこの円周率により決まる、でも、その数は少数でも分数でも表せない。
この不思議なものに、何か無限の謎のようなものを感じたからです。
以前から何度か書かせて頂きました1と2の間の数では、少数でも分数でも表せない数字があります。
それが、この円周率のように少数で無限に連続性のない数字を含んだ無理数という数字です。
この円周率以外にも、√2、√3のようなものなど、いくつかあります。
そして、子供だった私が円周率で驚いたことが、まだあります。
それは、円周を表すのは、直径 x πで、計算できる。
そして、円の面積を表すのは、半径 x 半径 x πで、計算できる。
どちらにも、この円周率が絡んでいるというのが、不思議でした。
この関係性は後に、微分積分を習うことで、徐々に理由は分かってきましたが、子供の当時は理解出来ませんでした。
そして驚くべきことに、この円周率の小数点以下を算出するために、人生を投げうった多くの数学者がいたというのも、驚きでした。
しかし、そういった人たちのおかげで、いろんな数学の法則が生まれるわけですから、この円周率という数字は、夢のある数字だったんだと思います。