シンパチです。

数を数える場合、1,2,3,4,5と一ずつ増えていきます。

つまり数字を個数のようなカウント数で表すと整数だけです。

最初、数字が存在した時は、整数だけで問題なかったんでしょう。

しかし、長さや重さ、時間を数字に表現する場合、単位という考え方が存在することになります。

例えば、温度の例を考えてみましょう。

水が氷になる温度を0度、水が沸騰する温度を100度と決めました。

そうなるとこの100度分の温度を100か所に分けることになりました。

しかし、そうなると10度と11度の間にも、温度は存在することが見えてきます。

そうなるとその場合をどう表現するかということが必要になってくるわけです。

そういうことから、その間を表現するために、少数という考え方が出てきたんだと思います。

そして、その少数は0.1、0.01、0.001と無限に細かくすることも可能になってきました。

これで、10度から11度までの間をすべて少数で表現できると考えられるようになったと思いました。

しかし、それは間違いで少数だけで10度と11度の間をすべて表現することは出来ないということが分かってきます。

その話は、また後日話しをしようかと思います。