シンパチです。
人が亡くなるということは、その後の相続などの手続きでしばらくは忙しい日々を送ることになります。
私も父を亡くしたので、その手続きに追われています。
そこで初めて知ったのですが、戸籍謄本は、本籍のあるところでないと取れないということです。
私は埼玉の所沢に住んでいますが、両親は長崎に住んでいました。
しかし、両親二人の生活が、徐々に成り立たなくなって、心配になったので、2年前に、所沢の方へ来てもらうことにしました。
その時の引っ越し、移動、荷物の整理などは、過去にも書きましたので、気になる方は覗いて見てください。
引っ越しするわけですから、当然ながら住所変更は行います。
そこで私の失敗は、本籍も移動しなかったことです。
人間生きている時には、本籍を使うことって、それほどないので、気にしていませんでした。
で、この本籍が記載されている”戸籍謄本”の取得が必要なときはどんなときかというと
・パスポートの発給を申請するとき
・本籍地以外の市区町村に婚姻届を提出するとき
・生命保険を請求するとき
・年金を受給し始めるとき
・遺言書をつくるとき
・相続の手続きをするとき などなど
パスポートや婚姻届けは、若い時に特に関連しますが、それ以外は高齢者になって、それも死に関わる時に必要になります。
私の父は住所変更だけしかしていませんでしたので、亡くなった今、長崎のほうから取り寄せる必要が出てきました。
今となっては長崎に住んでいる親戚もいないので、結局業者に頼みました。
高齢者を自分の土地に引き取る時などは、本籍も移動させておくことを忘れないようにしておきましょう。