シンパチです。

私が子供のころは、電話がある家なんて、数件に1台くらいでした。

なので、電話を掛けたり、掛かったりすると、その電話のあるうちにお伺いしてするというのが当たり前でした。

なので、名簿の電話番号のところには、”次”という言葉が印刷されているものが通常でした。

これは電話の取り次ぎの意味で、自宅にない人の電話番号は取り次ぎしてくれる人の名前とその方の電話番号を記入するという形になっていました。

その後、電話も普及し黒電話が各家庭に入ってくるようになりました。

電話の取り次ぎも、電話局に話相手先の番号に接続するというのを手動でやっていたりしました。

この時の電話はご存知の通りダイヤル式で、電話のダイヤルを回すという手順をしなければなりませんでした。

そのため、1,2はまだしも、8,9,0などを回すには約1周回さないといけないという手間がかかっていました。

とはいえ、この電話の普及のおかげで、家にいながら遠くの人と会話が出来ることになりました。

それが1969年には、プッシュフォンが登場します。

これにより、数字によって時間がかかるということはなくなりました。

そして、新たに、"#"と"*"の2つの新たなボタンが追加されました。

ここから、更に機能がアップしていくのですが、その続きは、また次回に書こうと思います。