シンパチです。

まず商品を扱っている会社にとって、商品開発と営業部隊は、一番力を入れているところがほとどだと思います。

しかし、その商品の品質が考えている通りに仕上がっているかどうかというのは、最終段階になってみないと分からなかったりします。

手作業にしても、機械による加工だとしても、100パーセント完璧ということはありません。

なので、その製品が本当にユーザにとって満足いく仕上がりになっているかのチェックは必要です。

特に、命や健康に関わるような製品である場合は、絶対的に十分なチェック機能は必要です。

そういった製品の最終チェックを行うのが、品質保証を携わるチームを作る必要があります。

この品質の確保が、会社の、製品の最終的な品質を保証出来るチームになります。

テスト項目は開発部隊と十分に話し合って、どこを重点的にチェックするべきか、またユーザの立場になって確認しなければなりません。

大量生産のため、すべてを確認することが出来ないのであれば、どのくらい抽出して検査するのかなどを決めておく必要があります。

この品質保証のチームは、開発や営業の組織とは別にしておく必要があります。

どちらかに近い場合、早く発売したい営業、十分確認して欲しい開発と同じ組織になっていたら、検査のやり方が偏りが出てしまいます。

そのため、社長直下にこのチームを置く会社も多くあります。

最終的に商品の品質を守ってくれるこのチーム、重要な部署であるという認識を持ちましょう。