シンパチです。
私の両親は、現在、有料老人ホームにいます。
父は、70歳を過ぎた後くらいから、カメラで植物を撮ることを趣味にしていました。
母はそのころ、俳句の教室に通って俳句を作っていました。
また、母は料理を作るのも好きでした。
その両親は長崎に二人で住んでいましたが、二人で生活するのが困難になってきたので、私の住む埼玉所沢に来てもらうことにしました。
半年くらい近くのマンションに住んでいましたが、父の散歩中の転倒、手の骨折ということになってしまいましたので、今いる有料老人ホームに移動してもらいました。
父が所沢に来るにあたってはカメラを持ってくるように勧めたんですが、断ってきました。
そのころから父の片目がほとんど見えなくなっていたので、カメラを取る気がしないようでした。
母も俳句は続けるように勧めたのですが、もともとあまり好きでなかったようで、知らない人の中に入ってまで続けたいとは思わなかったようです。
でも、料理だけは作り続けるつもりだったようですが、所沢に来てからは全くやらなくなりました。
やはり、高齢者は台所が変わると辛いようです。
で、今の施設に移ってからは、二人とも何もやらなくなってしまいました。
テレビを見て食事をして寝るだけの生活のようです。
他の施設の方で編み物を趣味にしている人は、自分で作ったものを他の人に上げたりしていました。
義母は一緒に住んでいますが、英語を勉強をするのが昔から大好きでした。
それを近所の友人たちと毎週集まって勉強しています。
やはり、高齢者で趣味を持っている人は、生き生きしています。
なので私の両親にも何かをやってほしいのですが、やったことないことを始めるのはやはりハードルが高いです。
また、出来なくなることも増えてくるので、続けられるものを何か見つけてくれるといいなと思っています。
そして、それを一緒にやってくれる人がいると一番よいのですが、歳を取ると難しいですね。