シンパチです。
私の祖母は、102歳まで生きた超長寿でした。
3年ほど前に亡くなりましたが、本当に最後まで元気でした。
80歳近くなってから耳は遠くなりましたが、それ以外は、ほとんど元気でした。
その祖母の元気を支えていたものは、スポーツ観戦だったんだと思います。
野球から、サッカー、ゴルフ、相撲といろんなスポーツに興味を持って、テレビを見ていたそうです。
私は、高齢者の元気の秘訣は、やはり楽しみを持つことだと思っています。
祖父はおしゃべりでしたが、祖母は反対に、寡黙でした。
祖父と結婚して満州に渡り、6人の子供を産みました。
戦争に敗れた時、祖父はまだ満州に残る必要がありましたが、祖母は6人の子供を連れて帰国しました。
とても、過酷な帰国だったそうですが、小さな子供6人と共に帰り、日本で6人の子供を育てたわけです。
とても苦労した祖母だったと思いますが、辛い話を聞いたことは、全くありませんでした。
そんな祖母の後年の楽しさは、スポーツ観戦でした。
耳は聞こえなくなっても、スポーツは見ていれば分かりますし、その闘志なり、駆け引きなり、努力の成果などは、伝わってきます。
知り合いの高齢者は、目が見えなくなりました。
しかし、好きなゴルフは、それでも、トライしていたそうです。
どういう風にプレイしたのかは、分かりませんが、楽しんでプレイしていたそうです。
好きなことをする、好きなことをいつまでも持つというのが、高齢者にとっては、一番大事なことなんだと思います。