シンパチです。

人間は、感情の動物です。

そのため、行動にも、その感情が左右してしまうことが多々あります。

腹の立つことがあったから、普段買わないものまで、爆買いしてしまった。

普段、そんなに飲まないお酒をハシゴで、ふらふらになるまで飲んでしまった。

関係ない家族や友人に罵声を浴びせてしまった。

うれしいことがあったので、いつのまにか、歌を口ずさんでいたり、踊ってしまったりしていた。

ついつい、人とあっては、自慢話をしてしまった。

このようなことは、よく聞きますし、自分でも経験があることもあるのではないでしょうか。

しかし、ことビジネスで、良いこと、悪いことがあった場合は、なるべくその感情に左右されないようにする努力が必要です。

感情に左右された行動が、良い方向にいくということは、ほとんどないからです。

感情での行動とは、頭でコントロールできないことが多いので、マニュアルに沿ったことも出来にくくなります。

そのため、ことビジネスに関しては、良い時も悪い時も、冷静さが必要です。

そのためにも、もう一人の客観的に自分を見ることができる自分というものを鍛えましょう。

怒っている、泣いている、笑っている自分はいますが、それを冷静に見ている自分というものを構築するわけです。

囲碁の棋士なども、冷静さを保つために、こういった第3者的な立場の自分を想像すると聞いたことがあります。

そして、そういった自分を作る意味でも、心に動揺がある時は、まず、一旦、呼吸を止めて、大きく深呼吸をするようにしましょう。

そして、感情が高ぶっている別の自分を自分と別の位置に移動するようにしましょう。

それが出来るようになれば、どんなに感情が高ぶっても、冷静な判断が出来るようになると思います。